名古屋⇔東京間の移動は新幹線が一般的ですが、時間さえあれば高速バスもおすすめです。
私も、JR東海バスの新東名スーパーライナー号(新東名Sライナー)を利用しましたが、これなら最速5時間弱。新幹線より全然安いし、とても快適でした。
今回は、この新東名スーパーライナー号に乗った感想をサービスエリアや富士山の眺めなどの情報を交えながらまとめてみたいと思います。
記事の内容
新東名スーパーライナー
新東名スーパーライナーは名古屋駅から東京駅までを最速4時間56分で結ぶ高速バス。
名古屋駅から東京までノンストップなので(途中休憩あり)、他のバスよりもかなり早いのが特徴です。
名古屋発も東京発も7時台から17時台までほぼ1時間に1本ペースで運行されています。(2022.12現在)
名古屋のバス乗り場
名古屋駅のJRバス乗り場は新幹線口(ビッグカメラの側)にあり、切符売り場兼待合室もあるので便利。
案内モニターにバス情報の表示があるので、のりばも簡単にわかります。
この時乗ったのは新東名スーパーライナー8号。出発10分程前に到着してました。
大きな荷物は自分でトランクに入れ、ドアの所で運転手さんに乗車券を見せて乗車。指定席なので指定の席に座り、定刻9時に出発しました。
新東名スーパーライナーの車内
この時の座席は4列ワイドシート。この他に3列シートや女性安心シートなどもあります。
ゆとりがあって窮屈な感じはなし。お茶ホルダーやテーブルもありました。
USBまたはコンセントも付いているので、長旅の間に充電したりすることもできます。(どっちが付いているかは当日までわからなかった)
そしてトイレ付なので、ノンストップでも安心。
この時はWifiが使えませんでしたが、今は全車両でフリーwifiが利用できるとのことです。(2022.12現在)
東京駅には定刻14:01分前後に到着。快適だったので約5時間も乗っていたという感じはしませんでした。
料金は通常片道5500円(2022.12現在)ですが、各種早割や学割、ネット割などでもっと安くなります。早割は売り切れるのが早いので日にちが決まっていたらお早めに。
サービスエリアでの休憩
バスの中にはトイレがあると言いましたが、途中2か所のサービスエリアにも止まるのでリフレッシュすることができます。
遠州森町サービスエリア
この時は9時に名古屋を出発し、10時32分に「遠州森町サービスエリア」に到着。ここで約20分の休憩がありました。
このサービスエリアは新しくてトイレがめっちゃくちゃきれい!
食堂や売店もあり、裏側は山の景色がいい感じでした。
さすが静岡、お茶の詰め放題もありましたよ。
こじんまりした快適なサービスエリアでした。
足柄サービスエリア
遠州森町サービスエリアを定刻10:50の発車。次の休憩は足柄サービスエリアでした。
ここには12:15に到着し10分休憩でした。(最初より短い)
ここは規模がかなり大きく、お店も沢山あります。
お野菜コーナーもありました!(帰りだったらよかったんだけど…)
10分休憩だったため隅々まで歩き回る時間がないのが残念でした。
新東名スーパーライナーから富士山は見える?
新幹線(のぞみ)だと名古屋を出てから50分前後で富士山が見えてきますが、高速バスだとなかなか見えてこない。
見過ごしたのか?はたまた、このバスからは見えないのか?と考えていたら、富士山が姿をあらわしてくれました!!
この時の時刻は11:45分位から11:52分辺り。(富士山が端の方に見える時間も含む)
名古屋を9時に出発したので2時間45分後あたりですね。(遠州森町SAでの20分休憩含む)
そして、富士山が視界から消え、「さようなら~」と思っていたら富士山再登場!
この時の時間12:05。この後10分程富士山を車窓から拝めました。
ただ、この直後に止まった足柄SAでは期待もむなしく富士山は見えず。東名高速の富士川SAならすごくきれいに見えるんですけどね。
富士山が見える座席
名古屋⇒東京の場合、富士山が見えるのはA席。
A・B・通路・C・Dという並び順でA・Dが窓側。富士山が見えるのはAB側です。
AB側の席は山並みや茶畑などの眺めもきれいでした。
おわりに
JR東海の高速バスに乗るのは久しぶりでしたが、新東名スーパーライナーはとにかく早い。
時間がない時には新幹線がベストですが、時間がある時には観光気分で快適に楽しめます。
途中サービスエリアでの休憩もあるので、5時間は結構あっという間。荷物置き場に困る事がないのも魅力の一つです。