生の玉ねぎは辛さとエグミが難点。ひどいとお腹の中までムカムカしてきて非常に後味が悪いです。
もちろん、生でもおいしい玉ねぎはありますが、普通の玉ねぎを生で食べるのは抵抗がある方も多いでしょう。
ということで今回は、普通の玉ねぎをシャキシャキのまま即効で甘くする技をご紹介します。
玉ねぎの辛味を即効取る方法
さっそくですが、シャキシャキのまま即効で玉ねぎの辛味やエグミを取る方法はこちらです。
- 玉ねぎを好きな形に切る。(スライス、みじん切りなど)
- 切った玉ねぎをお酢(orレモン汁)に5分ほどつける。
- お酢を切ったら完成。(残った酢はドレッシングや煮物などに使い回せる)
お酢は適量振り掛けて玉ねぎとよく和える感じでOKです。(玉ねぎがお酢としっかり絡むように混ぜる)
時間は5分としましたが実際には2〜3分でもかなり食べやすくなるので、味を見つつ調整して下さい。
お酢の味は付きますが、玉ねぎの甘味と合わさっていい感じです。(お酢っぽさを取りたいなら、ざっと水で洗うと和らぎます)
酢玉ねぎの使い道はいろいろ
お酢につけた玉ねぎはこんな料理におすすめです。
- サラダ
- サンドイッチ(ツナサンド、卵サンド、サーモンベーグルなど)
- 玉ねぎの和え物
- パスタ
- ピザ・ピザトースト
- 炒めもの
- 煮物
生食だけでなくパスタなどに使うのもおすすめ。特に、ピザは玉ねぎをそのままスライスして乗せるよりも格段においしいです。
「煮物や炒めものってどうなんだろ?」と思うかもしれませんが、意外にも酢の酸味がいい仕事をして旨味が増します。
玉ねぎの辛味の正体
玉ねぎの辛味の正体は硫化アリルという成分。玉ねぎを切った時に涙や鼻水が出るのも空気中に飛んだ硫化アリルの仕業です。
これだけ聞くと「硫化アリルはイヤな成分だなぁ」と思えてきますが、実はこのような働きがあるとも言われています。
- 疲労回復を助けるビタミンB1の吸収を促す働き
- 新陳代謝を高める働き
- 血液をサラサラにする働き など
硫化アリルは水に溶けやすいので、長い間水にさらすのはイマイチ。お酢なら短時間で辛味が取れるし、残ったお酢も使い回せるので効率的です。
ちなみに、硫化アリルはお腹の粘膜を刺激してムカムカを引き起こすことがあるので、生の玉ねぎを食べる時は体の状態を見ながら適量を食べるのがおすすめです。
参考レモンシロップの作り方と発酵時の対処法,保存の仕方と食べ方を紹介おわりに
「シャキシャキの甘い玉ねぎが食べたいよぉ。」こんな方には酢につける方法がピッタリ。
うちもツナサンドの玉ねぎの辛味に苦戦していましたが、この方法を知ってからは大好きなツナサンド率が爆上がりしました(笑)
簡単でいろんな料理に合うのでぜひお試し下さい。