イースターの頃になると話題になるイースターエッグ。何それ?っていう人も多いですよね。カラフルで可愛らしいけど何に使う物かわかりません。
イースターエッグの由来やあの装飾の意味、楽しみ方も気になりますね!一緒に見ていきましょう。
イースターエッグってなに?
イースターエッグってその名の通りイースターの時に使う卵の事。
イースターは日本語で言えば復活祭。復活というと生命力みなぎる感じがしますが、卵ってまさにそんな感じですよね。
なので、イースターには卵がつきものなんです。
元々はゆで卵を染めたりペイントしたものが使われていましたが、最近はチョコレート版を使う事がほとんど。
もちろん地域にもよりますが、ここオーストラリアではイースターエッグチョコが主流。イースター前になるとスーパーなど色んなお店にイースターの特設コーナーができてます^^
イースターエッグチョコはサイズも色々。うずらの卵位のミニサイズもあればダチョウの卵位の特大サイズも!ちなみにチョコエッグの中は空洞になってます。
お馴染みリンツの小さな丸いチョコもエッグっぽいので重宝。チョコはカラフルなアルミで包装されていて、ひよこやうさぎ型の物も沢山ありますよ!
ひよこは卵と一緒で生命の象徴、うさぎは子沢山で繁栄の象徴なので、卵と同じくらい重要なイースターキャラです。
開けることができるプラスチックのエッグもあって、中にキャンディーなどが入っていることも。これなら自分で描いたりすることも可能。遊び心がくすぐられます。
イースターエッグはなぜカラフル?
イースターエッグってなんであんなにカラフルか?
いや~、そういうものだと思ってたから考えたこともありません(笑)
ちょっと歴史をひも解いてみると・・・
古代、イースターエッグは真っ赤に染色されていたそうです。イースターって、キリストの死と復活の祭ですよね。赤色は磔にされたキリストが流した血という意味があったようです。
他には、春の訪れを祝う意味から色とりどりに装飾されるようになったのでは?という見方も。
確かにイースターは毎年春分付近。イースターのカラーってパステル調の春らしい色が基調ですよね。
実際の所、正確な事は誰もわからないみたいです(笑)
ただ、イースターエッグって古代からいろんな国に伝わり、その国ごとのアートセンスが加わってきた歴史があります。伝統の物にいろんなアレンジが加わって今に至っているので、色とりどりの個性あふれるエッグが存在しているんでしょうね。
イースターエッグの楽しみ方
で、このイースターエッグどうするの?って話なんですが・・・
家族や親しい人同士でイースターにプレゼントし合ったりします。この時期はチョコレートだらけです♪
食べるのももちろん楽しみの一つですが、子供達はエッグハンティングも大好き!エッグハンティングというのはエッグを使った宝探しで、イースターサンデーにすることが多いですね。
イースターエッグをどこかに隠しておいて、子供達に見つけてもらうというもの。見つけたエッグはバニーやひよこなどの飾りがついたイースターバスケットへ。家でも保育園や学校でもイベントでも大人気。大人ですが・・・私も毎年楽しんでます(笑)
伝統的な遊びで卵を転がすエッグロールやイースターエッグをスプーンで落とさないようにリレーしていくゲームもなどありますよ。宝探しの方がメジャーですけどね。
クラフトが好きな人は卵を染色したりデコレーションするのも楽しみの一つ。びっくりするほど芸術的に仕上げる人も多いです。素敵なインテリアにもなりますからね。
粘土や発砲スチロールの球、プラスチックエッグなどを使って子供が手作りすることも多々。この時期の工作はイースターに因んだものが多くなります。
おわりに
イースターエッグは見た目もかわいく、食べてもおいしいイースターには欠かせない存在です。何でカラフルなのかは諸説ありましたが、デコレーションするならアートっぽくしたくなるのが人間心というもの(笑)宗教色の強いイースターですが、なんか和むお祭りですね。