イースターはキリスト教圏のビッグイベント。キリストの復活祭なのでクリスマスと同じくらい盛大です。
お祝い事だけにイースターならではの食べ物も登場。
イースターの連休中には家族や友人とイースターフードを食べるのがお決まりです。
という事で今回は、世界の人が食べているイースターの食べ物をご紹介します。
参考イースターって何の日でいつのこと?気になる海外の過ごし方も紹介記事の内容
イースターの食べ物と料理
イースターに食べるものは国や地域によっても違いますが、「イースターと言えばこれだよね!」と誰もが納得するのはこんな食べ物です。
イースターエッグ
イースターエッグは生まれ変わりや再生を表すイースターの象徴。
今ではチョコエッグが主流になったものの、卵を染色したり、ペンや絵の具で描いて装飾する伝統も健在です。
卵からイースターエッグを作った後には、家族でゆで卵や卵料理を食べたりします。
参考イースターエッグの作り方[ゆで卵を使ったデコレーションと保存方法] 参考イースターエッグとは?カラフルな色の意味と楽しみ方を紹介イースターチョコ
イースターチョコはエッグ、うさぎ、ひよこなどイースターのキャラクターがチョコになったもの。
通常だとイースターの2ヶ月くらい前からお店に並び始めます。
卵型のチョコエッグは、カラフルなアルミ泊に包まれた一口サイズのものから特大サイズまでいろいろ。
プレゼントやエッグハント(イースターのゲーム)にも使うので、イースター前には飛ぶように売れます。
イースターバニー(うさぎ)やひよこは繁栄の象徴でイースターの縁起物。これはプレゼントし合う事も多いです。
ホットクロスバン(ズ)
ホットクロスバンは手の平サイズの四角いパンで、上の部分に白の十字架が描かれています。
食感はずっしり重めのロールパンのようでほんのり甘め。十字架は味のないアイシングを食べてる感じです。
元々はレーズンが入ったフルーツ系が主流でしたが、今はチョコレート味、コーヒー味、アップルシナモンなど種類が増えました。
キリストが十字架に架けられたと言われる「グッドフライデー」の朝に食べる習慣があり、イースター前には売り切れ必至です。
ラム肉(子羊の肉)
イースターサンデーの伝統的な夕食と言えばラム肉。
クリスマスにもよく登場するラムですが、なんでラムかと言えばキリストの象徴だからだそう。
キリストは「神の子羊」と形容され、聖書の一節には「世の罪を取り除く神の子羊」と表現されていますからね。
まぁ、この辺の話は諸説あって難しいですが、イースターにラムを食べることが多いのは事実です。
ハム
ハムもラム肉に並んで有名なイースターメニュー。
ペラペラのハムではなく、お歳暮に貰うようなガッツリしたハムをに切り分けて食べるのが定番です。
ハチミツやブラウンシュガー、パイナップルなどを塗ってツヤを出したローストハムは、クリスマスや感謝祭にもよく登場。
ベイクドポテトなどが付け合せになることが多いです。
イースターケーキ
イースターのケーキは、イギリスやアイルランドなどで食べられる伝統的なシムネルケーキが有名。
これは、ドライフルーツ入りのずっしりした土台にアーモンドペーストを塗ったケーキで、上には11個(キリストの12弟子からユダを除いた11弟子)の丸いマジパンが飾られています。
他には、スポンジケーキやカップケーキに、エッグやバニーのチョコを飾ったかわいらしいケーキも。春らしくカラフルなクリームで飾ることが多いです。
参考バタークリームの作り方と色付けの仕方[カップケーキに最適です]おわりに
イースターを祝う国で共通して食べられるメジャーな物を紹介してきましたが、世界にはまだまだいろんな伝統料理があります。
スープやパンも地域ごとに変わったりするし、肉は食べず魚中心という所もあるので、細かいことを書き出すとキリがありません(笑)
ただ、イースターエッグが世界的に有名なのは間違いありません。