以前、キャンプ動画を見ていたらバノックというパンに目が釘付けになりました。
その後、幾度となく挑戦。毎度、失敗なく美味しく作れるので重宝しています。
今回はそんなバノックの正体とレシピ、アウトドアで作る時のコツをまとめてみました。
記事の内容
バノックとは
バノックは大きくて平たいパンの一種。
「Bannock(バノック)」という言葉は、ラテン語の「焼いたもの」、「パン」からきたとも言われています。
パンと言ってもふわふわではなく、スコーンに近い食感。発酵させなくてもいいので手軽に作ることができる一品です。
バノックの種類はいろいろ
バノックの起源はスコットランドですが、そこから北アメリカやチベットなどいろんな地域に広まりました。
バノックには、プレーンの平たいスコーンのようなもの、ドライフルーツ入りの甘いもの、揚げパンタイプの物などがあり、地域によって色々です。
バノックの作り方
バノックには色んなタイプがあると言いましたが、ここでは私がよく作るプレーンな生地を焼くだけのレシピをご紹介します。
バノックの材料(2~4人分)
- 小麦粉(中力粉or強力粉):1カップ
- ベーキングパウダー:大さじ1
- 塩:小さじ1/4
- 水:1/2カップ
- バター:大さじ山盛り1(生地用)
- バター:フライパンに敷く用
小麦粉は中力粉でも強力粉でもOK。薄力粉でも出来そうですが試したことがないので断言はできません。
この分量は2人分だと結構多くて、4人分だとよく食べる私には物足りない感じです。
バノックの作り方
- 小麦粉・ベーキングパウダー・塩をボールに入れて混ぜ合わせる。
- ①に溶かしバターと水を投入。
- 粉類と水分を混ぜ合わせて塊になるようにまとめる。
- 使っていたボウルに打ち粉をして、生地がスムーズになるまで5分程こねる。
- 丸く伸ばして(直径20cm位。適当)フライパンで10~15分焼いて完成。
すごく簡単な工程ですが、生地はスムーズにまとまってパン生地のような感じになります。
伸ばして整形すると厚さ1~1.5cm程ですが、ベーキングパウダーのおかげで焼いてるうちに膨らんできますよ。
バノックをアウトドアで作る時のコツ
アウトドアでバノックを作る時もレシピは同じです。ただ、屋外なのでなるべく洗う物を少なくしたいですよね。
ということで、小麦粉とベーキングパウダー、塩を合わせたものを大きめのジップロック(2重)に入れて持っていくのが便利。
これだと、現地では溶かしバターと水を加えてジップロックの中で練って焼くだけです。
当日に使うなら家で練った生地をジップロックに入れて、クーラーボックスで持っていくのもありです。(何日後かに使うならお勧めしません。)
焼く時の注意
生地はフライパンでも、スキレットでも、木の枝や竹などにコルネ上に巻き付けて焼くこともできます。
ただ、バーベキューコンロや焚き火の上で木に巻き付けた物を焼く時は火力に注意!
火が強すぎると焦げるので熾火にしてから焼くか、焚き火なら火から離して焼くのがベストです。
参考スキレットレシピ[キャンプでも家でも作れる簡単料理11選] 参考ソロキャンプ飯11選と旨いおつまみ[手間なし超簡単がモットーです]おわりに
家でもアウトドアでも簡単にできるバノックはパンを切らした時にも重宝します(笑)
材料もとてもシンプルなので是非試してみて下さい!
味はほんのり塩味のパンなので色んなお料理に合うし、ジャムと生クリームで食べれば3時のおやつにもばっちりです♪