スキレットはキャンプ飯にもおうちごはんにも大活躍。
調理器具としてだけでなく保温性の高い食器としても優秀で、シンプルな料理をおしゃれに見せる天才です。
今回は、こんなスキレットで作るおすすめレシピを11個ご紹介。アウトドアでも簡単に作れるものばかりを集めました。
参考ソロキャンプ飯11選と旨いおつまみ[手間なし超簡単がモットーです] 参考スキレットのサイズや選び方, おすすめのブランドごとの特徴を解説スキレットで作るおすすめレシピ
さっそく、スキレットで作りたいおすすめの料理を見ていきましょう!
※スキレットを使う時は少し多めの油を使うと上手に仕上がります。(使う前と普段のお手入れもお忘れなく)
スキレットでステーキ
スキレットで焼くステーキは外側がカリッと中はジューシー。焼きムラもほとんどありません。
焼くだけのシンプル飯ですが、スキレット料理にステーキは欠かせません。
材料
・油
・塩、胡椒
・ステーキソース(必要ならポン酢と大根おろしなど。必要なら)
焼き方
②熱々のスキレットにステーキを乗せ塩コショウをふる。
③お肉の1/3~1/2の色が変わり、いい焦げ目がついたらひっくり返す。
④塩コショウをして、底になった面に焦げ目をつける。
⑤アルミでフタをして弱火でお好きな焼き加減まで焼く。
塩コショウだけで食べてもいいし、タレをつけて食べるのもあり。サイコロステーキなら酒のつまみにも♪
スキレットでハンバーグ
ハンバーグもカリッとジューシーに焼き上がるのでおすすめです。
アウトドアなら家でタネを作って焼いたものを冷凍保存して持っていくのもあり。(←早めに食べるのが条件)
解凍する時はレンジでも蒸し焼きにし直してもOKです。
参考ハンバーグの卵なしレシピ[ふっくらジューシーなうちの定番です]スキレットでアヒージョ
アヒージョは定番中の定番。これを楽しむためにスキレットを使う人も多いです。
魚介やキノコなどの具材をニンニクとたっぷりのオリーブオイルで煮込むだけの簡単さで、フランスパンをつけてオイルの風味を楽しみます。
残ったオイルはリゾットにすると美味しいので、キャンプなら米を持って行くのをお忘れなく。
材料や作り方はアヒージョの作り方とおすすめの材料,オイルの種類と味付けを紹介
スキレットで石焼ビビンバ
保温性が高いスキレットは石焼ビビンバにもばっちりです。
野菜のナムルやそぼろを作り置きしておけば、スキレットで温めたご飯の上に乗せるだけ。アウトドアでも簡単に作れます。
ナムルは野菜ごとに作ってもいいですが、全部いっしょに調理すると楽チンです。
材料(2人分)
・にんじん:1/2本(千切り)
・ほうれん草:1/2把(3cm位にカット)
・もやし:1/2袋
・ごま油:大さじ1.5
・しょうゆ:大さじ1/2
・だしの素:小さじ1/2
・塩:少々
・おろしにんにく:小さじ1
・すりごま:好きなだけ
・ミンチ:100g
・おろしにんにく:小さじ1
・おろし生姜:小さじ1
・ごま油:大さじ1
・醤油:大さじ1
・砂糖:大さじ1/2
・みりん:大さじ1/2
・酒:大さじ1
・コチュジャン:大さじ1
・ごはん:2杯分
・卵:2個(卵黄だけ使うのが面倒なので目玉焼きに)
・コチュジャン:大さじ2
・水:大さじ2
・砂糖:大さじ1~2
・ごま油:大さじ1
・しょうゆ:大さじ2
・すりごま:大さじ1
作り方
①ごま油で人参に火が通るまで炒める。
②①にほうれん草ともやし、にんにくと残りの調味料を投入して炒める。
<そぼろを作る>
①ごま油をひいて材料を全て投入し、炒める。
<タレを作る>
①全ての材料を混ぜ合わせる。
②味をみながら調整。
<ビビンバを作る>
①ごま油をひいて加熱したスキレットにご飯を入れて加熱。
②別のフライパンで目玉焼きをやく。
③加熱したご飯にナムルとそぼろを盛り付け、トップに目玉焼きを乗せる。
④お好きな量のタレをかけて食べる。
スキレットでお好み焼き
スキレットはお好み焼きを作るにもバッチリ!
スキレットをお皿代わりに使うことで、熱々のお好み焼きが楽しめます。
「アウトドアで生地から作るのはちょっと…」という場合は、家で焼いて冷凍したものや市販の物を持っていって現地で焼き直すと簡単です。
参考小麦粉で作るふわふわお好み焼きレシピ[生地に旨味をつけるコツも紹介]スキレットでオープンオムレツ
スキレットで作るオープンオムレツは朝ごはんにぴったりです。
材料(2人分)
4個
・牛乳:大さじ2
・具材(ベーコン、ハム、ピザ用チーズや粉チーズ、ほうれん草、トマトやパプリカ、きのこ、ツナ、コーンなど)
・塩コショウ
・油(orバター)
②卵と牛乳、塩コショウを混ぜて卵液を作る。
③油かバターをひいたスキレットに②を流し、具材を乗せる。
④アルミでフタをして蒸し焼きにする。
スキレットでナポリタン
スキレットでパスタと言えば鉄板パスタ。ここでは地元名古屋で子供の頃から食べていたナポリタンをご紹介します。
材料(1人分)
・玉ねぎ:1/2個(厚めのスライス)
・ピーマン:1個(千切り)
・ウインナー:3~4個(切り込みを入れる)
・卵:1個
・油
・塩コショウ
・ケチャップ
作り方
②スパゲティーを茹でる。
③玉ねぎ、ウインナー、ピーマンをオイルで炒める。
④③に湯切りしたスパゲティーを投入して炒める。
⑤④に塩コショウ&ケチャップで味をつける。
⑥油を引いたスキレットに溶き卵を流し、固まってきたら⑤を乗せて完成。
スキレットでパエリア
スキレットはミニサイズのパエリアを作るのに向いてます。底の部分におこげもできて美味しいです。
材料(約2人分)
・玉ねぎ:1/2個(荒いみじん切り)
・トマト缶:1/2缶(トマトの実を潰しておく)
・オリーブオイル:適量
・にんにく:1かけ(みじん切り)
*パプリカ:適量(縦斬り)
*シーフードミックス:100g位。適量
・水:1カップ
・白ワイン:大さじ2
・コンソメ:小さじ1
・塩:少々
・ターメリック:小さじ1(サフランでもいいし、なければナシでOK)
*の具材はお好きなものを入れて下さい。殻付きのエビや貝類を使うことが多いです。
作り方
①スキレットにオリーブオイルを多めに入れて玉ねぎとにんにくを炒める。
②玉ねぎが透明になったらトマト缶を投入。
③米を投入してソースになじませつつ透明になるまで炒める。
④お湯、コンソメ、ターメリック、白ワイン、塩を混ぜる。
⑤スキレットに④とシーフードミックスを投入。(油はねに注意)
⑥強火で3分ほど煮る。
⑦フタをして弱火で15分程煮る。
⑧火を止めてパプリカを乗せ、蓋をして5~10分ほど蒸らす。
⑨蓋をとって1分ほど強火にかけておこげを作って完成。
バノック
バノックは発酵をさせなくてもいい素朴なパン。
ふわふわではないですが、ちょっと硬めのスコーンのような感じでステーキなどの付け合せになります。
作り方はバノックのレシピとアウトドアで作る時のコツを紹介をご覧ください。
スキレットでタンドリーチキン
タンドリーチキンはオーブンで作るイメージですが、スキレットでも問題なく作れます。
スパイス類を買い集めなくても、タンドリーチキンの素を使えばすぐできますよ。
材料
・タンドリーチキンの素(ヨーグルトが必要なものと必要ないものがある)
作り方
②鶏肉を好きな大きさに切ってビニール袋に入れ、素を入れて揉み込む。
③スキレットに油をひいて加熱し、鶏肉を焼く。
④焦げ目がついたらアルミでフタをして蒸し焼きにする。
⑤弱〜中火で10分ほど蒸し焼きしたら、蓋を外して両面こんがりと焼く。
スキレットで餃子
餃子は定番過ぎますが、美味しいのでおすすめです。自家製でも市販の餃子でも十二分に楽しめますよ。
材料
・ごま油
・熱湯
①ゴマ油を熱したスキレットに餃子を並べて底がきつね色になるまで焼く。
②餃子の高さの1/4位まで熱湯を回し入れ、フタをして蒸し焼きにする。(油ハネ注意)
③水分がなくなったら蓋を取り、ごま油を少量回しいれてカリッとなるまで焼く。
④ひっくり返して焦げ目がついた方を上にして完成。
パンケーキ
②餃子の高さの1/4位まで熱湯を回し入れ、フタをして蒸し焼きにする。(油ハネ注意)
③水分がなくなったら蓋を取り、ごま油を少量回しいれてカリッとなるまで焼く。
④ひっくり返して焦げ目がついた方を上にして完成。
ふわふわのパンケーキは朝ごはんの定番。
ホットケーキミックスで生地を作って、たっぷりのバターで焼くだけで気分は最高です。
ミニスキレットなら高さのあるふわふわパンケーキになりますよ。
参考ソロキャンプ飯11選と旨いおつまみ[手間なし超簡単がモットーです]おわりに
スキレットで作った料理はシンプルでもおしゃれに見えるのが魅力。
それだけじゃなく、普通のフライパンで作るよも美味しく出来上がるので使わない手はありません。
スキレットはお手入れが少々大変ですが、育てる楽しみもあるのでどんどんお料理に活用してみて下さい。