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梅酒の砂糖の量と種類,適したアルコール濃度と梅との割合

投稿日:2019年5月8日 更新日:

梅酒 

「梅酒作りの砂糖やアルコールって何でもいいの?梅と砂糖の割合も知りたいな。」

自家製梅酒を甘ーくするのも、さっぱり系にするのも自分次第。どんな風味にするかも自分の好みによります。

とは言え、定番の材料や割合を知っておいて損はありません。

今回は、梅酒の砂糖の量と種類、どんなアルコールで漬けるといいのかを詳しく解説します。

参考梅酒の基本の作り方と初めてでも失敗なく作るためのコツを紹介

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梅酒の砂糖の量

梅酒 砂糖

梅酒の砂糖は梅の重さに対して5割(50%)から8割(80%)位で入れることが多いです。

例えば、梅1kgに対して8割の砂糖なら800g、5割なら500gという具合になります。

味の目安はこんな感じです。

※アルコールの量は梅1kgに対して1.8Lとしてます。

砂糖の割合 梅酒の味
10割(梅1kg:砂糖1kg) すごく甘い
8割(梅1kg:砂糖800g) 甘い
6割~7割(梅1kg:砂糖600~700g) 標準的な甘さ
5割(梅1kg:砂糖500g) ふつう〜甘さ控えめ
4割以下(梅1kg:砂糖400g以下) かなり酸味が強い

うちは5割程度の砂糖で作ることが多いですが、スッキリと飲みやすい味わいです。

梅酒は砂糖なしでも作れるが…

梅酒は漬けてから1年ほどじっくり寝かせるなら、砂糖無しで作れないこともありません。

ただ、砂糖なしだと梅エキスが十分に出きらないことも多いです。

味はかなり酸味が強く、梅酒っぽくもなく、実際に少量作ってみた時は消費に苦労しました(笑)

好みもあると思いますが、個人的には砂糖入りをおすすめします。

梅酒の砂糖の種類

梅酒に一番よく使われるのは氷砂糖です。

なぜかというと、味にクセがなく溶けにくい性質だから。氷砂糖はゆっくりじわじわ溶けていくので梅のエキスを抽出するのがお得意です。

ただ、氷砂糖以外の砂糖ももちろん使えます。

例えば、氷砂糖と同じように溶けにくい性質の黒砂糖やハチミツも人気。氷砂糖とは違った風味とコクがあるのでおすすめです。

他にもザラメや白糖などで作ることもできるので、慣れてきたら色々試して味の違いを楽しんでみてください。

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梅酒に入れるアルコールの選び方

梅酒 アルコール

お次は梅酒を漬ける時のアルコールの選び方です。

梅酒のアルコール濃度

梅酒はマイルドな喉越しですが、漬ける時のアルコール濃度は35度程度が基本です。

「35度ってめっちゃくちゃ強いじゃん!」と思うかもしれませんが、梅を漬ける時に出る水分でアルコールが薄まるので丁度いい濃度に。

逆に度数の低いアルコールを使うと雑菌やカビが繁殖しやすくなります。

長期保存する場合は特に35度程度のアルコールで漬けるようにしてみてください。

▶︎生産者から直接届く【食べチョク】で梅酒の梅を探す

梅酒のアルコールの種類

梅酒に一番よく使われるのはホワイトリカー

ホワイトリカーは果実酒用に作られた焼酎で、透明でクセがなく、度数も35度あるので適役です。

この他にも度数の高いブランデーやウォッカ、ウィスキー、ジン、ラム、焼酎などでも漬けられます。

アルコールをブレンドしたい場合は、それぞれ一種類ずつで漬けて飲む時にミックスすると失敗しにくいですよ。

※アルコールは同じ種類でも度数に違いがあることもあるのでラベルでチェックを。(特に焼酎)

20度未満のお酒は使えない!

実は、酒税法で20度未満のお酒を使う事は禁止されてます。

えっ?と思うかもしれませんが、家で果実酒を作る場合でも20度以上のアルコールを使わないと違法になるんです。

特に日本酒は度数の低いものが多いので、20度以上かどうかラベルでチェックしてみて下さい。

梅酒の梅とアルコールの割合

アルコールの量は梅1kgに対して一升(1.8L)が定番。

どの種類のアルコールを使ってもこの割合は変わりません。

35度のアルコールで漬けた場合、出来上がる梅酒のアルコール濃度は20度前後だと言われています(梅からエキスの量にもよる)。

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おわりに

梅酒は砂糖の量もアルコールの種類も結構冒険できます。

初めてならホワイトリカーと氷砂糖で作るのがベストですが、慣れてきたら色々試して飲み比べるのもいいでしょう。

長期保存したい場合には、アルコール濃度にもお気をつけ下さい。

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