さつまいもと言えば秋のイメージ。だんだん寒くなっていく時期にハフハフしながら食べるさつまいもは最高です。
今回は、さつまいもが一番美味しい旬の時期、ホクホク系・ねっとり系などの種類、おすすめの食べ方9選をご紹介します。
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さつまいもの旬
さつまいもの収穫期は8月頃~11月頃。2ヶ月程度貯蔵することで水分が抜けて甘みが増すので、食べ頃のさつまいもが出回るのは10月頃から冬にかけてです。
もし、掘りたてのお芋が手に入ったら2ヶ月ほど貯蔵して甘さをアップさせるといいでしょう。
さつまいもの生産量1位は言わずと知れた鹿児島県。干し芋が名産の茨城県が2位で、千葉県、宮崎県、鳴門金時で有名な徳島県もメジャーな産地です。
さつまいもの種類
さつまいもにはホクホク系やねっとり系、しっとり系などの種類があります。
人によって好みが分かれるところなので、選ぶ時は品種もチェックしてみて下さい。
ほくほく系のさつまいも
栗のようにホクホクしたさつまいもは、焼き芋や天ぷら、煮物などにピッタリ。ホクホク系がお好きならこちらの品種がおすすめです。
- 紅あずま：昔ながらのホクホク甘いお芋。東日本の代表品種。
- 紅こがね：紅あずまの選抜品種。甘くてホクホク。
- 鳴門金時：徳島ブランドのお芋。高系14号の改良品種。
- 紅さつま：主に鹿児島で作られるお芋。高系14号の改良品種。
ねっとり系のさつまいも
ねっとり甘〜いさつまいもは焼き芋や干し芋、スイートポテトなどのお菓子作りにおすすめ。さつまいも自体がスイーツのような感じです。
- 安納芋：濃厚な甘みでねっとり。
- 紅まさり：滑らかでねっとり。甘味も強い。
- ひめあやか：小さめサイズでややねっとり気味のしっとり系。程よい甘み。
- クイックスイート：レンジ調理でも甘いねっとり系品種。
しっとりタイプのさつまいも
ホクホク系とねっとり系の両方の良さを併せ持つタイプ。料理にもお菓子作りにも向いてます。
- 紅はるか：濃厚な甘みで、ねっとり感の中にホクホク感もある。
- 高系14号：西日本の代表品種で、ねっとり感を併せ持つホクホク系。
- シルクスイート：絹のように滑らかで程よい甘み。
さつまいもレシピ9選
ここからはさつまいものおすすめレシピを9つご紹介していきます。
焼き芋
焼き芋は一番シンプルで美味しい食べ方。作り方はいろいろあるので、下の記事を参考にしてみて下さい。
参考焼き芋の作り方はいろいろ!美味しく簡単にできる方法5選天ぷら
甘くてホクホクのさつまいもは天ぷらに欠かせません。1本揚げればかなりの量になりパクパク食べられます。
作り方
- さつまいもを薄めの輪切りにする。
- 数分水につけてアク抜きし、水気を切る。
- 小麦粉3：片栗粉1の割合で合わせる。
- ②に冷水を適量入れて混ぜる。(混ぜすぎない)
- さつまいもを拭いて、軽く小麦粉をまぶす。
- さつまいもに衣につけて串がスッと通るまで揚げる。
さつまいもご飯
さつまいもご飯は秋の定番。お味噌汁や秋刀魚の塩焼きと一緒に食べたい一品です。
作り方
2合の米にさつまいも(中)1本程度。みりんや酒は大さじ1~2で調整するといい感じです。
- さつまいもを一口大に切る。(皮は向いても残してもOK)
- 数分水につけてアク抜きし、水気を切る。
- お米を洗って炊飯器にセット。
- 通常の量の水、みりん、酒を適量入れて、塩少々を加える。
- 普通に炊いて完成。(ごま塩を降って食べる)
きのこや鮭、ごぼうなどの具材と麺つゆを足して五目ご飯風にするのもおすすめです。
参考栗の茹で方,蒸し方,炊飯器での炊き方＆おいしい栗レシピ6選豚汁
具沢山の豚汁はヘルシーでボリューム満点。これだけでおかずがいらないくらいです。
作り方
- さつまいもを洗っていちょう切りにする。
- 数分水にさらしてアクを抜き、ザルにあける。
- 大根、人参をいちょう切りにし、ごぼうをささがく。
- 豚肉スライスを食べやすく切る。
- しめじをほぐす。
- 油揚げとこんにゃくを細切りにして湯通しする。
- 鍋に油を敷いて具材全てを炒める。
- 水を入れ、アクを取りながら具材が柔らかくなるまで煮る。
- 味見しながらだしの素を投入。
- 味噌を溶かして盛り付け、ネギを乗せて完成。
豚汁ではなく普通の味噌汁にするのも◎
さつまいも・油揚げ・ネギ、さつまいも・大根・人参・油揚げ、きのこ、さつまいも・キャベツの組み合わせが特におすすめです。
さつまいものサラダ
ポテトサラダをさつまいもで作ると甘みと塩味のバランスが絶妙です。
- さつまいもを洗って適当な大きさに切る。
- 数分水につけてアク抜きし、水気を切る。
- さつまいもが柔らかくなるまで茹でる。
- ベーコンを細かく切ってカリカリに焼く。
- ザルにあけてしっかり水を切る。
- ボウルに入れてフォークやマッシャーで適当に潰す。
- カリカリベーコンを混ぜてマヨネーズと塩コショウで味を整える。
ベーコンの変わりにツナ缶を使ったり、さつまいもを角切りの状態でマヨネーズと和えても美味しいです。
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作り方
- さつまいもを洗って1~1.5cm程度の輪切りにする。
- 数分水につけてアク抜きし、水気を切る。
- 鍋にさつまいもとヒタヒタの水、砂糖、醤油を入れて中火にかける。
- さつまいもが煮えたら完成。
さつまいも(中)1本に対して砂糖大さじ1~2、醤油小さじ１~２で調節してみて下さい。
煮る時にレモン汁(あれば国産レモンの輪切り)を加えるとさつまいものレモン煮になります。
さつまいものカレー
さつまいもカレーはカレーのスパイシーさとさつまいもの甘味がベストマッチです。
作り方
- さつまいもを少し大きめの一口大に切る。
- 数分水につけてアク抜きをし、水気を切る。
- 他の野菜やお肉を一口大に切る。
- カレールーの説明書きに沿ってカレーを作る。
スパイシーなカレーではなく、マイルドなホワイトシチューともよく合います。
スイートポテト
スイートポテトはお芋の甘みとバター風味がたまらないスイーツ。簡単に作れるのでおやつにもぴったりです。
- さつまいもの皮を剥いて輪切りにする。
- 数分水につけてアク抜きし、水気を切る。
- 竹串がすっと通るまで茹でる。
- ザルにあけて水を切る。
- ボールに移してフォークやマッシャーでなめらかになるまで潰す。
- バターと砂糖をお好みの量入れて混ぜる。
- 牛乳を少しずつ加えて固さを調節。(大さじ1~2程度)
- 成形してアルミカップに入れる。
- 卵黄を溶いて、トップに塗る。(ツヤ出し)
- オーブンやオーブントースターで焼き色をつけて完成。
揚げない大学芋
「大学芋は揚げるのが面倒！」という時は揚げないバージョンがおすすめ。おやつやつまみに重宝します。
- さつまいもを洗って一口大の乱切りにする。
- 数分水につけてアク抜きし、ザルにあける。
- 水気を残したまま耐熱容器に入れてふんわりラップをする。
- レンジで3分ほど加熱する。
- フライパンにオイルを敷いてさつまいもを投入。
- ひっくり返しながら弱火~中火で火を通す。
- 柔らかくなったら砂糖、みりん、醤油を加えて絡める。
- 黒ごまをまぶして完成。
砂糖とみりん、醤油は味を見ながらお好みで入れればOK。目安としてはさつまいも(中)1本に砂糖大さじ1~2、みりん大さじ1、醤油小さじ１程度です。
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さつまいもは甘くてヘルシーでお料理にもお菓子作りにも重宝する優れもの。
ホクホク、しっとり、ねっとりなどいろんな食感があり、甘さのレベルも違うので目的に合わせて好みのお芋をゲットしたいですね。
