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サンドイッチ弁当は夏でも大丈夫?腐りにくい具材と注意事項

投稿日:2017年7月25日 更新日:

「夏にサンドイッチ弁当って大丈夫?」

夏は高温多湿でたくさんの微生物が活動的になるシーズン。

お弁当全般に注意が必要な時期ですが、生野菜などを挟むことが多いサンドイッチは特に心配です。

お弁当の時間までにどんどん菌が繁殖して腐ってしまうこともあるので、そうならないようにする工夫は必須。

今回は、腐りにくいサンドイッチの具材や作る時、持っていく時に気をつけるポイントをまとめてみました。

参考バーベキュー食材の下ごしらえと保冷して持って行く時のコツ

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サンドイッチ弁当の具材選び

サンドイッチをお弁当にする時は水分が出ず、傷みにくい食材を選ぶのが鉄則。

最初に、腐りにくい具材と避けた方がいい具材を見ておきましょう。

腐りにくいサンドイッチの具材

お弁当にするのに向いているサンドイッチの具材はこんなものです。

しっかり焼いた具材

カリカリベーコンやウインナー、卵焼き、ローストチキン、ハンバーグなど。

揚げ物

とんかつやハムカツ、魚フライなど。

水分が出にくい野菜

ベイビースピニッチやサニーレタス、ルッコラなど。ハーブが好きならバジルもいい感じです。

炒めてもおいしい野菜

玉ねぎ、キャベツ、ほうれん草、にんじん、ピーマン、アスパラガスなど。

炒めて水分を飛ばしたら、キッチンペーパーでしっかり拭き取ります。

ベーコンやツナ、ウインナーなどと一緒に炒めて挟んでも美味しいです。

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ジャムやピーナツバター

甘い系のサンドイッチにするなら、常温で保存できるジャムやピーナツバターも使えます。

サンドイッチ弁当には避けたい具材

サンドイッチ 弁当

夏だけではありませんが、高温多湿の時期には特に避けたい具材がこちらです。

加熱していないもの

ハムやスモークサーモンなど(冷蔵庫に入っているものを加熱せずに挟む場合)

水分の多い野菜やフルーツ

トマトやフルーツ全般など。

痛みやすいもの

ゆで卵、ポテトサラダ、マヨネーズで和えたものなど。

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傷みにくいサンドイッチを作るコツ

サンドイッチ 弁当

食べ物の腐敗が加速するのは微生物が好む温度、水分、酸素などの条件が揃った時。サンドイッチを作る時の衛生状態も影響します。

ここでは、傷みにくいサンドイッチを作るコツを見ていきましょう。

手洗いをしっかりする

目には見えませんが手には細菌がウジャウジャいます。

サンドイッチを作る時は直接手を使うので、石けんでしっかり手洗いするのをお忘れなく。

使い捨てのビニール手袋をするのもおすすめです。

調理器具を除菌する

サンドイッチを作る時に使うまな板や包丁はバイ菌が多いもの。

特にまな板は細かい溝が多いし、色んなものを切るので念入りに洗っておきましょう。

うちでは食品用アルコールスプレーを使ってまな板やキッチン周りをきれいにしています。(食品にもかけられます)


具材の水分を極力取る

洗った後の葉っぱ類や、加熱した野菜などから出た水分はしっかりペーパータオルで拭き取りましょう。

そうすることで、パンがベタついたり、お弁当箱内に水分がたまるのを防げます。

具材をしっかり冷ます

お弁当箱の中や包んだラップの内側に湯気がこもると雑菌が繁殖しやすくなるので、加熱した具材はしっかり冷ましてから挟みます。

具材を冷ますことでパンがベタついたり、一緒に挟んだ葉っぱ類から水分が出るのを防ぐことができます。

参考サンドイッチを作るコツ!べちゃべちゃ,乾燥対策,切り方を紹介

いっそパンと具材を分ける

具材とパンを別々にして持っていくのもおすすめです。

食べる時に自分で挟めば、パンがベタついたりすることもなく衛生的。準備も簡単です。

夏にサンドイッチを持ち歩く時は保冷剤が必須

サンドイッチ 夏

具材を吟味して清潔な環境で作ったサンドイッチでも、高温多湿な場所に置いておけば腐ります。

腐敗の原因になる菌の多くは30度〜40度で繁殖しやすいと言われているので、保冷剤や保冷バッグは必須です。

冷たい空気は上から下に行くので、保冷剤はお弁当箱の上に置くのがベター。又は、お弁当箱の上下に置いて両側から冷やすのもいいでしょう。

保冷剤の代わりに凍らせたペットボトルを使うのもあり。保冷力が高いしキンキンに冷えたお茶が飲めるメリットもあります。(溶けるまで待たなきゃいけない時もあるけど。笑)

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おわりに

最後に夏にサンドイッチ弁当を作る時に気をつけたいことをまとめて終わりにします。

  • 水分少なめで腐りにくい具材を使う。
  • 加熱した具材はしっかり冷ます。
  • 手洗いをしっかりと。(使い捨て手袋も◎)
  • 調理器具を清潔に。
  • 保冷剤と保冷バッグを使う。

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