札幌、小樽は近い上にどちらも有数の観光都市。札幌を拠点としてふらっと小樽までお出かけするのも可能です。もちろん、その逆もしかり。移動の方法も色々とありますよ。今回は、札幌⇔小樽間の交通手段と所要時間、お得なフリーパスについてまとめてみました。
記事の内容
札幌・小樽間の移動方法
実は私も札幌雪まつりを見に行った時、小樽にも寄ってきました。現地に行ってみるまでは札幌と小樽の距離感もわからないし、日帰りで行けるのかも不明だし検索しながらウロウロ(笑)
でも、札幌と小樽は近くて、アクセスも良好。電車とバスも頻繁に出ていました。どの電車やバスを使うといいかをこれから書いていきますね。
札幌・小樽間の電車
札幌駅から小樽駅まではJRの函館本線で結ばれています。種類と所要時間、料金はこんな感じになっています。
所要時間 | 料金 | |
JR函館本線 快速いしかりライナー | 39分 | 640円(子供320円)(指定席520円) |
JRの快速エアポート | 32分 | 640円(子供320円) |
JR函館本線の普通列車 | 45分 | 640円(子供320円) |
速さ的に言えば、快速エアポートが最速。指定席を購入することもできます。30分に一本の間隔で出ているで便利です。いしかりライナーは1時間に1本~4本。全ての電車を合わせると約10分に一本位の割合で出ているので安心です。
いたって普通の電車ですが、途中海沿いを通るので眺めは抜群ですよ!
ちなみに、雪の多い時期は電車がストップすることもあるので運行状況にご注意を!札幌
の友人曰く、バスよりも電車の方が止まる確率が高いそうです。
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札幌・小樽間のバス
札幌・小樽間は高速バスの「高速おたる号」も走っています。予約不要で必ず座れるバスですよ。ルートは円山経由・北大経由・望洋台経由(小樽築港まで。)の3種類。
中央バスとの共同運航で札幌駅前ターミナルから小樽駅or小樽築港までを結び、所要時間は約1時間10分。運賃は大人片道610円(子供310円)。ちなみに大人は往復で買うと1140円となります。(2018.12現在)
朝の6時台から23時台まで5~10分間隔の運行。北海道のバスって結構キツそうな雪道でも普通に運行してるのですごいなーと思います。←地元名古屋は雪が降っただけで大慌てだけど(笑)
※小樽雪あかりの路期間は小樽市内のメイン会場にも停車。(その時期に中央バスのホームページでチェックを。)
札幌・小樽 車の場合
運転好きの人にはいいオプションですよね。
一般道(国道5号)を使って1時間ちょっと、高速(札樽自動車道)を使って45分~50分位の距離。高速料金は札幌IC⇔小樽ICが1220円、札幌西IC⇔小樽ICが810円となっています。(普通車の場合。2018.12現在)
ただ、所要時間は観光シーズンとオフシーズンで変わってくるし、冬は天候にも左右されます。雪道を運転する場合はお気を付け下さいね。
札幌・小樽間のフリーパスって?
札幌も小樽も人気の観光都市。ということは、ちょっとお得なフリー切符がありそうですよね。ちょっと探ってみましょう!(2018.12現在の情報です)
小樽フリーきっぷ
札幌駅から小樽駅までのJRの往復+小樽市内の中央バスの一日乗車券のセット。
電車も小樽駅⇔南小樽⇔小樽築港までがフリーゾーンになってます。
お値段は大人1940円。子供970円。1か月前から当日まで緑の窓口などで売りだされています。JR北海道のサイトからも購入可能ですけどね。
ちなみに小樽の一日乗車券(通常大人750円 子供380円)は小樽市内と小樽水族館、天狗山は回れますが、朝里川温泉は対象外です。(←以前やらかしました。笑)一日乗車を持っていると割引きがあって小樽駅⇔朝里川温泉大人330円→190円、子供170円→100円になりますけどね。
小樽の街はコンパクトなので天狗山と朝里川温泉に向かう以外は徒歩でも回れます。疲れた時には一乗車220円(子供110円)でバスを使うこともできますよ。一応、参考までに。
おたる水族館きっぷ
上の「小樽フリーきっぷ」におたる水族館の入場券がついた切符です。
料金は
通常営業期間:大人2940円、中学生2160円、子供1290円
冬期営業期間:大人2540円、中学生2040円、子供1170円
おたる水族館はバックに海。自然に近い状態で飼育されるトドやアザラシのショーが人気ですよね。ちなみに通常営業時の入場料は大人1400円、小中530円、3歳以上210円となっています。
この切符も一か月前からオンラインや緑の窓口で販売されてますよ。
おわりに
札幌と小樽の距離は約40km。移動時間も30分から1時間なので、ふらっと遊びに行くには最適な立地です。札幌の洗練された街並みと小樽の異国情緒あふれた港感。どちらも楽しんで来て下さいね!