「さっぽろ雪まつり」は世界三大雪まつりの1つ。1950年から始まった世界的にも有名なビッグイベントです。
私も2018年に行ってきましたが、見事な雪像や氷像、北海道グルメ、ライトアップやプロジェクションマッピングなどを満喫できました。
今回は、体験を交えつつ札幌雪まつりの様子や楽しみ方をご紹介します!
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さっぽろ雪まつりの期間
札幌雪まつりは例年2月初旬頃に開催され、2023年は2月4日(土) 〜2月11日(土)に開催予定です。
ただし、2022年は感染予防のためオンライン配信のみ。
ちなみに、さっぽろ雪まつりとほぼ同じ時期に行われる小樽雪あかりの路や支笏湖氷濤まつりもおすすめ。
小樽も支笏湖も札幌から1時間前後の距離なので、雪まつりと合わせて行くことも可能です。
札幌雪まつりを会場別にチェック!
さっぽろ雪まつりの会場は札幌市内に3箇所。会場ごとに趣が違います。
- 大通会場(地図①):大掛かりな雪像や氷像が魅力のメイン会場
- すすきの会場(地図②):氷の彫刻ギャラリー
- つどーむ会場(地図③):雪のアトラクションが楽しい遊び空間
札幌雪まつり 大通会場
大通会場は西1丁目~12丁目まで約1.5km続くメイン会場。(2023は1~10丁目) ここには例年100基以上の雪像が設置されます。
さっそく、大通会場の魅力を見ていきましょう!
圧巻の雪像・氷像
雪まつりの雪像には約3万トンの雪が使われるそうで、製作期間は2週間~1ヶ月。毎年、話題になった物や人物、世界の建物などが雪のアートになって登場します。
私が訪れた2018年にも見事な雪像がたくさんあったので、ご覧に入れたいと思います。
こちらが「ファイナルファンタジー XIV」。FF XIVのプロデューサーは札幌出身で、「白銀の決戦」は名シーンの1つです。
ストックホルム大聖堂。2018年は日本とスウェーデンの国交150周年記念だったそう。
薬師寺の大講堂は奈良県観光キャンペーンの一環で作られた大雪像。
細部まで素晴らしい完成度です。
手塚治虫氏の生誕90周年を記念した大雪像。
鉄腕アトムは海外でも知名度が高いようです。
こちらは音楽家バーンスタイン氏の雪像。
バーンスタイン氏は1990年に札幌で「パシフィック・ミュージック・フェスティバル」を創設した人だそう。
ニベアの中雪像も。
会場には協賛企業のブースもたくさんあって賑わってました。
企業続きでカップヌードルも(笑)
これは遊べるようになっていたはず。
小雪像もすごく巧みで見て回るのが楽しいです。
プロジェクションマッピング
プロジェクションマッピングは見せ場中の見せ場。
全ての雪像で行われるわけでなく、この時はファイナルファンタジーの大雪像で上映されました。
ゲームの世界が再現されたかのような迫力。
盛り上がりもすごかったです。
ライトアップがきれい
プロジェクションマッピングもスゴイですが、雪像のライトアップも素敵。
同じ雪像も昼間と夜間では全く違います。
ライトアップされたストックホルム大聖堂。
青く幻想的に光る薬師寺の大講堂。
こちらは旧台中駅(台湾)を模した大氷像。
日中は透き通っていますが、夜はカラフルに輝きます。
巨大ジャンプ台のパフォーマンスも人気。ライトアップされると更に映えます。
大通公園はテレビ塔のお膝元。
ライトアップしたテレビ塔と氷像のコラボも素敵です。
もちろん、テレビ塔に登ってイルミネーションを楽しむ人も多いです。(登ってないけど…)
北海道グルメの屋台
会場では北海道グルメも楽しみの1つ。
屋台は会場内のいろんな場所にあり、「北海道食の広場」というコーナーも設けられています。
屋台にはカニや焼きホタテ、ウニなどの海鮮やジンギスカン、北海道ラーメン、とうもろこしなどの北海道グルメが集結。
ホットドリンクや温かいお酒もあるので温まります。
夜は日中よりも混雑するので縁日気分です。(月曜日だったけどこの混雑。2018だったので外国人も多かった)
北海道の地酒が楽しめるブースや、協賛企業の食べ物ブースも大人気でした。
参考プレミアホテル−CABIN−札幌に宿泊!都会の天然温泉と朝食に驚いた!札幌雪まつり すすきの会場
すすきの会場は、大通り会場から市営地下鉄南北線で1〜2分、徒歩で15分程度の場所。
繁華街の大通りに氷の彫刻が立ち並び、歩行者天国になる時間帯は間近に氷像を見ることができます。
どうしたら氷をこんな風に彫れるのか不思議です。
夜になるとライトアップされて一段ときれい。この辺は飲食店も多く、日中よりも賑わいます。
大通り会場のように巨大な像はありませんが、繊細な氷のアートは見事。
すすきの会場は小規模なので、ザッ見るだけなら15分程度、じっくり写真を撮りながら見ても30分程度です。
ちなみに、すすきのには大人気の「らーめん信玄」もあるのでラーメン好きの方はぜひ。
参考らーめん信玄(南6条店)は絶品!待ち時間と癖になるメニューを紹介札幌雪まつり つどーむ会場
※2023年は開催が見送られました。つどーむ会場は、大きな雪の滑り台やスノードラフト、雪の巨大迷路などが楽しめる遊びがテーマの会場。
展示だけでは物足りないお子さんや、アクティブ派の方にぴったりです。
つどーむ会場は余裕がなくて行けませんでしたが、大通り会場から30分程度で行くことができます。
参考札幌雪まつりの飛行機とホテルを取る時期と費用,滞在日数の目安 参考丸駒温泉の露天風呂が凄すぎる!支笏湖畔の秘湯の宿に泊まってみたおわりに
札幌雪まつりは、地元の方や自衛隊の方、クリエーターの方が時間をかけて作った雪と氷のアートに出会える場所。
幻想的なライトアップあり、迫力満点のプロジェクションマッピングあり、おいしい北海道グルメありで童心に帰って楽しめます。
雪と氷の世界で長時間過ごすのは寒いので、温かい服装でおでかけくださいね!
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