大切な人にはいつまでも元気で楽しく暮らしてほしいもの。
敬老の日や母の日、父の日、お見舞いなどには、そんなメッセージをイキイキとした植物に託したくなります。
今回は、「健康」「元気」を花言葉として持つお花や観葉植物をまとめてみました。
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花言葉が「健康」や「元気」の植物
花言葉を知っている人はそんなに多くないけれど、カードに書き添えておくだけであなたの思いは伝わります。
それでは、元気や健康が花言葉の植物を見ていきましょう。
ディモルホセカ/オステオスペルマム
ディモルホセカはキク科の1年草で、キンセンカやマーガレットに似た可愛らしいお花。
早春から初夏にかけて光沢のある黄色、山吹色、白、紫などの花を咲かせます。
花言葉は「富」「豊富」「元気」「健やかな人」「幸福」などポジティブなものばかり。
ディモルホセカとそっくりな多年草の「オステオスペルマム」にも「元気」や「ほのかな喜び」「変わらぬ愛」という花言葉があります。
ユウゼンギク(友禅菊)
友禅菊はニューヨークアスターとも呼ばれる北アメリカ原産のキク科のお花。
花の色は紫、ピンク、白などで、初夏から秋にかけて毎年楽しむことができます。
「老いても元気」「老いてもご機嫌」「若者に負けぬ元気」などの花言葉があり、「楽しく元気に暮らせますように」という願いを込めておじいちゃんやおばあちゃんに贈るのにピッタリです。
ピンクのアジサイ
色の変化が楽しめるアジサイは梅雨の時期をぱっと明るくしてくれるお花。
アジサイ全体には「移り気」「浮気」「辛抱強い愛情」「家族団らん」という花言葉がありますが、ピンクのアジサイには「元気な女性」という意味も。
アジサイはとても丈夫で、ベランダなどでも簡単に育てることができるので、母の日などのプレゼントにも人気です。
ガーベラ
大きな笑顔のようなガーベラは花束の定番。
日本でのガーベラ全体の花言葉は「希望」「常に前進」ですが、西洋には「元気」「上機嫌」「美」という物もあります。
ガーベラにはオレンジやピンクなどいろんな色がありますが、色ごとの花言葉もポジティブな物ばかり。
瞬時に人の心を明るくする力を持っているのがガーベラの最大の魅力です。
参考花言葉チェックした?贈る前に知りたい定番のお花の意味(色別)メランポジウム
メランポジウムは中米原産の可愛らしい黄色のお花。
高温多湿にも強く、初夏から秋にかけて沢山の花を咲かせます。
花は小さいですが、どんどん咲くのでお庭やベランダにアクセントが欲しい時はピッタリ。
花言葉は「元気」「あなたはかわいい」「小さな親切」で、黄色という色からも元気がもらえます。
ルコウソウ
ルコウソウはヒルガオ科の多年草。星型の花が咲くツル性の植物です。
夏〜秋にかけて赤、ピンク、白などの花が咲き、葉っぱは細くて繊細な感じ。
どんどん育つので、フェンスやネットなどに絡ませて緑のカーテンを作ることもできます。
花言葉は「元気」「常に愛らしい」「おせっかい」「でしゃばり」「世話好き」「繊細な愛」「多忙」など。
世話好きでおせっかいだけど、面倒見のいい元気な人といったイメージですね。
サイネリア(シネラリア)
サイネリアは花が集まって球状に咲くのが特徴的なキク科のお花。
冬〜春にかけて白、紫、ピンク、青などの花が咲くので、冬場に楽しめる鉢植えとしても人気です。(冬場は室内で)
サイネリアの花言葉は「いつも快活」「喜び」。西洋には「「いつも愉快」という花言葉もあり、「早く良くなって愉快に暮らせるように」との願いを込めて病気の人へのお見舞いにもよく使われます。
ただ、日本では「シネトリア」という正式名称が死を連想させてしまうので注意が必要。
色別に花言葉を見ると白が「望みある悩み」、紫が「喜び」、青紫が「元気」、青が「悩み多き恋」です。
ガジュマル
ガジュマルは熱帯地方原産の木でユニークな姿が特徴的。
沖縄ではキジムナーという精霊が宿る聖木だとされていて、「多幸の木」「幸福の木」とも呼ばれています。
ガジュマルの気根はコンクリートを突き破るほど丈夫でパワフル。そんな生命力の強さからか花言葉は「健康」です。
元々は巨大な木ですが、室内で飾れるミニサイズも沢山出回っています。
万年青(おもと)
万年青(おもと)は日本で大昔から親しまれている観葉植物。年中イキイキとした葉っぱが長寿や健康を象徴する縁起物です。
徳川家康が江戸に持ち込んで江戸城が栄えたというエピソードから、引っ越しや門出の時に好んで贈られることも。
昔から愛されている縁起物だけあって1000品種以上あり、カーテン越しに日が当たる場所なら室内でも育てられます。
花言葉は「長寿」「長命」「母性の愛」「崇高な精神」です。
アロエ
アロエは「医者いらず」と呼ばれて親しまれてきた多肉植物。
昔からよく見るキダチアロエはオレンジの花、アロエヨーグルトで有名なアロエべラは黄色の花を咲かせます。
花言葉は西洋では「苦痛」「悲観」ですが、日本では「健康」「万能」。西洋ではアロエのトゲや苦味、日本ではアロエの効果に由来した花言葉がついたんでしょうね。
世界中でスキンケアや食用として愛用されるアロエは丈夫で育てるのも簡単。家に一鉢あると便利です。
グズマニア(マナナス)
グズマニアは中央〜南アメリカ原産のパイナップル科の植物。
見た目はパイナップルの葉っぱそっくりで、黄色、赤、ピンク、オレンジなどの花苞(花のような葉っぱの部分)がとても鮮やかです。
花は花苞の中にちょこんと咲くだけですが、カラフルな花苞は数ヶ月色あせず元気な南国カラーを長い間楽しめます。
花言葉は「いつまでも健康で幸せ」、「理想の夫婦」、「情熱」、「あなたは完璧」です。
コリウス
コリウスは熱帯原産の多年草。緑、赤、紫、ピンクなどのカラフルな葉っぱが楽しめる観葉植物です。
初夏から秋にかけて小さな花も咲きますが、葉っぱを長く楽しむなら花を摘むのがコツ。
葉っぱの色や形は色んな種類があり、寄せ植えにしてもかわいいです。
花言葉は「かなわぬ恋」「健康」「善良な家風」なので、恋をしている人には贈らない方がいいですが、相手の健康を願って贈には良さそうです。
おわりに
植物は贈られるだけでも気分が明るくなりますが、贈り手の心が伝わると嬉しさが倍増します。
「元気ハツラツで人生を謳歌してね!」というメッセージが贈られた方の心に響きますように。