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夏キャンプに寝袋はいらない?必要な場合と選び方,人気の15選を紹介

投稿日:2018年9月12日 更新日:

夏キャンプ 寝袋

「夏キャンプに寝袋っているのかなぁ?」

夏に寝袋(シュラフ)は暑苦しい感じですが、キャンプをする場所によっては持参するのがベストです。

今回は、夏キャンプでも寝袋が必要な場合と、夏の寝袋の選び方、評判のいい15のアイテムをご紹介します。

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夏キャンプに寝袋はいらない?

夏キャンプ 寝袋

「このクソ暑い夏に寝袋なんて使わないよね。」

確かに、温暖な地域の平野部でのキャンプなら、マットと薄いブランケット又は大判のバスタオルで十分です。

ただ、夏キャンプは涼しい場所を選ぶことが多いので、こんな場所へ行く時には寝袋が役に立ちます。

  • 標高の高い場所(高原や山など)
  • 寒冷地でのキャンプ(北海道・東北・長野周辺など)

標高が100m上がると気温が約0.6度下がるので、標高1000m以上の場所に行けば気温が約6度以上下がる計算に。

標高の高い場所は天気が変わりやすく、1日の気温差も大きめ。夜間や朝方に寒くなることが多いので、寝袋があった方が安心です。

予想に反して暑ければ、敷いたり、クッション代わりに使うことも可能。家では非常時の備えにもなります。

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夏キャンプの寝袋の選び方 

夏キャンプ 寝袋

ここからは、夏用テントの選び方をご紹介していきます。

寝袋の温度

寝袋の対応温度はさまざま。ほとんどの寝袋には「快適温度」が表示されています。

快適温度は、「温かい服装で入れば快適に眠れますよ」という目安なので、現地の最低気温をチェックしてそれに見合った温度の寝袋が必要です。

ただ、快適温度内でも寒さを感じることは多々あるので、現地の最低気温-5度(例:最低気温が15度なら快適温度10度の寝袋)を選んでおくと安心です。

ちなみに、「下限温度」「最低使用温度」「限界使用温度」などは、工夫次第でなんとかしのげるレベルなので、選ぶ時にはご注意を。

夏の寝袋に適したタイプ

寝袋には主に「封筒型」と「マミー型」があり、暑い時期に適しているのは封筒型です。

封筒型はファスナーを開けば敷布団や掛け布団のように使うことが可能。(子供のいるファミリーにも◯)

暑ければ開いて使い、寒ければ袋状にして使えるので温度調節が簡単です。

マミー型はミイラのように密着して保温性が高いので、気温がグッと下がる場所でのキャンプに適しています。

夏用の寝袋に合う素材

寝袋の中綿は化繊とダウンの2種類。化繊は安くて手入れが簡単、ダウンは軽量・コンパクトで保温力が高い(値段も上がる)のが特徴です。

暑い時期は寝ている間に汗をかくので、洗いやすさを考えれば化繊の方がおすすめ。(ダウンは水に弱い)

登山やキャンプツーリングなどで、重さとサイズを極力抑えたい場合にはダウンを選ぶといいでしょう。

春・秋にも使うなら3シーズン用

夏用寝袋は快適温度が15度前後なのに対して、3シーズン用は0~5度前後が一般的。

「春・秋キャンプも良さそうだなぁ」と思っているなら3シーズン用が重宝します。

3シーズン用は使い道が多いので、キャンプ初心者がどれを買おうか迷った時にもおすすめ。

もし、冬キャンプをするなら別途で冬用寝袋を用意するのがベターです。

参考冬キャンプの寝袋を選ぶ4つの重要ポイントと人気のアイテム5選



夏キャンプのおすすめ寝袋 15選

夏キャンプの寝袋は、夏にしか使わず軽量・コンパクトさを追求するなら夏用寝袋、他の季節にも使うなら3シーズン用がベスト。

ここからは、夏用と3シーズン用で人気の寝袋をご紹介していきます。

夏用の寝袋(化繊)

コールマン パフォーマーⅢ C15

パフォーマーⅢ C15は快適温度が15度の夏向き寝袋。

内側にポケットがついており、洗濯機での丸洗いも可能です。


  • サイズ: 80×190(収納時:16×40)
  • 重さ: 890g
  • 素材: ポリエステル
  • 快適温度: 15度以上/下限温度:10度

キャプテンスタッグ 洗えるシュラフ800

洗えるシュラフは手軽に揃えることができる夏用シュラフ。

洗濯機で丸洗いでき、寝袋同士をファスナーで連結させてダブルにすることもできます。


  • サイズ: 75×185 (収納時:22×38)
  • 重さ: 1.1kg
  • 中綿:ポリエステル
  • 使用温度目安: 約12度以上

ネイチャーハイク ミニウルトラライト スリーピングバッグ

ミニウルトラライトはとにかく軽くてコンパクト。

MとXLがあり、同サイズで連結可能。快適温度が22度なので気温がそこまで下がらない場所での使用がベストです。


  • サイズ(M): 190×75 (収納時:12×29)
  • 重さ:680g(M)
  • 中綿:ホローコットン
  • 快適温度: 22度以上/限界使用温度:15度

イスカ ウルトラライト

イスカは日本の寝袋・シュラフ専門メーカー。

ウルトラライトはベーシックモデルで、とても軽くてコンパクト。

キャンプツーリングや沢登り、温暖な地域の夏山キャンプなどに向いてます。


  • サイズ: 80×202(収納時:12.5×22)
  • 重さ:630g
  • 最低使用温度: 10度

夏用の寝袋(ダウン)

ダウンの寝袋は登山やキャンプツーリングなど荷物を極力減らしたい方に向いています。

逆に車で行く普通のキャンプなら、化繊の方が安くて手入れもラクです。

イスカ エアドライト290

エアドライト290は真夏の高山、初夏・初秋の低山に対応したモデル。

3D構造で寝心地がよく、軽量・コンパクトで保温力も優れた寝袋です。

レギュラーと少し短めのショートがあります。


  • サイズ: 78x 210(収納時:14×24)
  • 重さ:560g
  • 中綿:撥水ダウン(FP750/290g) ※FP=フィルパワー(ダウンの質)
  • 最低使用温度: 2度

モンベル ダウンハガー

モンベルは日本のアウトドアメーカー。

ダウンハガーには650・800・900シリーズがあり、数字が大きいほど軽量・コンパクトでお値段も上がります。(数字はダウンのフィルパワーを示す)

また、それぞれに#1などのナンバーが付いていますが、数字が大きくなるほど暖かい季節向き。ダウンハガーの中で夏に使いやすいのはこちらです。

  • ダウンハガー650 #5
  • シームレス ダウンハガー800 #5/#7
  • ドライ シームレスダウンハガー900 #5

>>モンベルのサイトでチェック

3シーズン用の寝袋(化繊)

春・夏・秋に使える化繊の3シーズン用はダウンに比べて重くて嵩張るので車向きです。

コールマン パフォーマーⅢ C5

パフォーマーⅢ C5は夏用の方で紹介したパフォーマーⅢ C15の3シーズンモデル。こちらも洗濯機での丸洗いが可能です。


  • サイズ: 80×190 (収納時:24×41)
  • 重さ: 1.4kg
  • 中綿:ポリエステル
  • 快適温度: 5度以上

コールマン フリースイージーキャリースリーピングバッグ/C0

フリースイージーキャリーはライナーがフリース素材でできていて、肌触りがいいと人気の寝袋。

洗濯機での丸洗いと寝袋同士の連結も可能です。


  • サイズ:84×190cm (収納時:28×42cm)
  • 重さ: 2.7kg
  • 中綿:ポリエステル
  • 快適温度: 0度以上

コールマン ファミリー2in1/C5

ファミリー2in1はファミキャンに最適。家族一緒に寝た時に、それぞれの首元から冷気が入り込まないような工夫もされています。

上下で分割して敷布団と掛け布団にしたり、1人用寝袋を2つ作ることも可能。洗濯機で丸洗いもできます。


  • サイズ: 168×190cm (分割時:84×190cm) (収納時:35×42)
  • 重さ: 3.7kg
  • 中綿: ポリエステル
  • 快適温度: 5度以上/下限温度:0度

スノーピーク セパレートシュラフオフトン ワイド

セパレートシュラフオフトンは名前の通り布団のようにフカフカの寝袋。

上下を分離させて、敷布団、掛け布団として使うこともでき、暑ければ足先だけ開放したりすることも可能。

中綿には高機能保温素材アモノフォロファイバーが使用されています。


  • サイズ: 敷:105×210cm/掛:110×200cm(収納時:28×52cm)
  • 重さ: 2.6kg
  • 中綿:アモノフォロファイバー(合成繊維)
  • 快適温度: 10度/下限温度:5度

べアーズロック マミー型 -15度

べアーズロック(Bears Rock)は広島に拠点を置くアウトドアメーカー。ふんわり暖かい寝袋が人気です。

−15度のマミー型は春・夏・秋と工夫をすれば温暖なエリアの初冬も使用可能。(夏は寒冷地向き)

足元だけを開くこともでき、首回りはすっぽり包まれる感覚で寒さを感じません。


  • サイズ: 210×180cm (収納時:40×25)
  • 重さ: 1.75kg
  • 中綿: 3Dファイバー製中空化学繊維
  • 快適温度: 20~0度以上/使用可能温度:0~ −15度

ハイランダー 2in1 洗える3シーズンシュラフ

ハイランダーの2in1は、15度対応の寝袋と5度対応の寝袋の2枚セット。

気温によって使い分けできる少しお得な寝袋です。


  • サイズ(レギュラー): 80×185cm (収納時:30×40)
  • 重さ: 2.1kg
  • 中綿: ホロファイバー
  • 最低温度:グレー:15度以上/ブラウン:5度~15度

3シーズン用の寝袋(ダウン)

ダウンの3シーズン用は保温力が高い上に軽量・コンパクトなので、登山やキャンプツーリングに重宝します。

ナンガ オーロラライト450dx

ナンガは羽毛にこだわる日本の寝袋メーカー。ダウンシュラフは国内生産で永久保障付きです。

450dxは快適温度が0度。夏の高山や春・秋の低山にも適したモデルです。

ショート・レギュラー・ロングがあるので身長に合わせてお選びください。


  • サイズ: 210×80 (収納時:14×30)
  • 重さ:865g
  • 中綿:ダウン(760FP/450g)
  • 快適温度: 0度/下限温度:-5度

イスカ エアドライト480

エアドライト480は夏の高山から、秋・春の低山まで幅広く使えます。

水に弱いダウンの弱点を撥水加工でカバーしており、寝心地もいい寝袋です。

  • サイズ: 78×213 (収納時:16×32)
  • 重さ:870g
  • 中綿:撥水ダウン(750FP/480g)
  • 最低使用温度: -6度

モンベル ダウンハガー

3シーズン用のダウンハガーは快適温度が3〜4度の#3がおすすめ。

ダウンの質によりこの3つに分かれます。(数字が大きい方が軽量・コンパクト・値段もアップ)

  • ダウンハガー650 #3
  • シームレス ダウンハガー800 #3
  • ドライ シームレスダウンハガー900 #3

>>モンベルのサイトでチェック

参考バーベキュー食材の下ごしらえと保冷して持って行く時のコツ

参考キャンプでバーベキュー以外のおすすめ料理12選(グルキャンの夕食編)

参考キャンプ初心者の調理器具 [最低限必要な物と料理の幅を広げる道具]

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まとめ

最後に、夏キャンプの寝袋についてまとめてみました。それでは、楽しいキャンプ生活を!

  • 暑い地域の平野部でのキャンプならマットとタオルケットで十分。
  • 山や高原、寒冷地でのキャンプなら寝袋があった方がいい。
  • 寝袋は現地の最低気温より5度低い快適温度を選ぶ。
  • 春秋キャンプもするなら3シーズン用。
  • 普通の夏キャンプなら化繊の封筒型が重宝。
  • 軽量・コンパクトにこだわるならダウンの寝袋。

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