夏キャンプに寝袋って暑くないんだろうか?めちゃくちゃ暑い夏に寝袋の事なんて考えたくもない!というのが本音ですよね(笑)
でも寝袋なしでキャンプに行っても大丈夫なんでしょうか?今回は夏キャンプ(オートキャンプ)に寝袋は本当にいらないのか、必要なら温度や形状はどう選ぶのかをまとめてみました。
夏キャンプに寝袋はいらない?
夏キャンプにシュラフがいるのかどうかはどんなキャンプをするのかにかかってます。夏キャンプって言っても色々ですからね。
★暑い地方の平地でのキャンプなのか
★北海道など涼しい地方でのキャンプなのか
★標高の高い場所でのキャンプなのか
★山登りでのテント泊なのか
★テントなのか、バンガローなのか、野宿なのか
など環境は色々。
ぶっちゃけ、温暖な地方の平野部や低山でのキャンプならマットと薄いブランケットで十分です。薄いブランケットでさえ蹴り飛ばしてる事も多々ですからね。
ただ、普通は涼しい場所へキャンプしに行きますよね。夏でも涼しい地方とか、1000m以上の高原とか。そうなると寝袋はあった方がいいです。
天気や温度も変化しやすいし、夏でも夜間や雨が降った時などは寒いと感じることも多々。備えあれば憂いなしです。
もし使う機会がなかったとしても、クッションや敷布団代わりにしたり、開いて掛布団にもできるので意外と便利。軽量、コンパクト、汚れたら洗濯機へ投入(素材にもよる)できるので片づけも簡単です。
3シーズン使える寝袋なら春・秋キャンプにも使えるので便利。キャンプらしい雰囲気が出るのも魅力です。
ウールブランケットみたいなものでも代用できますけどね。
結論として、
・標高の高い場所や涼しい地方なら寝袋又はウールブランケットがあった方がいい。
・春や秋にもキャンプを楽しむなら3シーズン用の寝袋があると便利
と言うことになりますね。
夏キャンプの寝袋の温度
じゃー、寝袋を準備しようとなった時一番迷うのは温度じゃないかと思います。暑~い場所にいると寒いぐらいで十分!と思えますが、寒いのに装備が足りないというのはホントに辛いです。←車中泊になりますね。
まず、一番大事なことはキャンプする場所の温度を知ること。ネットで「地名 気温」「地名 天気」と入れれば出てきますよね。気温は年によって違うので例年の平均気温だけじゃなく、週間予報も見ておくのが◎。
キャンプ場に電話して管理人さんに聞いておくとさらに安心ですよ。気温の割には寒いとか生の情報も聞けるので。服装や装備のアドバイスももらえるので心強いです。
気温がわかったら、最低気温に合わせて寝袋を選びましょう。
寝袋にはメーカーによる表記の違いこそあれ、「快適温度」や「最低使用温度」などが記してあります。
ここで大事なのが最低使用温度でなく快適温度の方で選ぶこと。例えば夜間に10度まで下がるとして、快適温度10度の寝袋と最低使用温度10度の寝袋では快適度が全く違います。最低使用温度10度のものなら震え上がって寝てられません。
ただ、
快適温度で選んでも個人差があるので寒いと感じる人も。暑かったらファスナーを開けて掛布団や敷布団にして調節すればいいので、快適温度よりも5度は低いものを選ぶと安全でしょう。
例)最低気温が10度なら快適温度が5度の寝袋を使用。
春秋キャンプも考えているなら夏用よりも3シーズン用を買うのがベストです。
夏の寝袋のおすすめ
シュラフのタイプにも色々ありますが、夏のオートキャンプでおすすめなのは封筒型のもの。↓(こういうタイプ)
ファスナーがサイドと足元にあって開くことができるので、暑ければ敷布団や掛布団としても使えます。一人で寝袋で寝るのを嫌がるお子さんにもばっちりですよ。
同じものが2個以上あれば繋げて大布団みたいにもできる寝袋もあるので封筒型はファミリーにも人気です。
ちなみに中綿はダウンとポリエステルなどの化学繊維の2種類がメイン。ダウンの方が軽くてコンパクトですが、水に弱く濡れると保温力を失います。化繊はダウンより重めでやや嵩張りますが、水にも強くリーズナブル。洗濯機でも洗えるので汗をかく夏には嬉しいかも。
封筒型以外にマミー型(ミイラ型)もありますが、密着性が高いので寒冷地でのキャンプ向き。開いて掛布団にしたりできないので暑い時期にはきついです。封筒型より軽くてコンパクトなので登山用には適してますけどね。
ということで、
夏のキャンプ場でのオートキャンプであれば、封筒型の化繊のシュラフが一番合っているかと思われます。あとは好みの問題ですね。
まとめ
夏キャンプの寝袋についてまとめると、
・標高が高い場所や寒冷地なら寝袋はあった方がいい。
・最低気温より5度低めの快適温度or3シーズン用を選ぶ。
・封筒型の方が夏向き。
それでは、楽しいキャンプを!