梅シロップには梅と砂糖だけのレシピとお酢を入れるレシピがありますよね。
ここで疑問に思うことは、
「味は変わらないの?酸っぱくなったら嫌だな。」
ということではないでしょうか。
今回はこの辺の疑問を解消し、おすすめのお酢入り梅シロップレシピを書き残しておこうと思います。
参考梅シロップの作り方は簡単!梅の実や砂糖の選び方も紹介します記事の内容
梅シロップに酢を入れる効果
なんで梅シロップ作りにわざわざお酢を入れるのか?
それはこんな効果があるからです。
- 殺菌効果で腐りにくくなる。
- 発酵しにくくなる。
- 味が引き締まる。
腐敗を防ぐ効果
腐敗の原因には細菌や微生物が関係していることが大半なので、お酢の殺菌効果を借りて腐敗を防ぎます。
発酵を予防
お酢を入れると砂糖が溶けやすくなることから、発酵を防ぐことができると言われてます。
お酢の代わりにホワイトリカーや焼酎などのアルコールを入れる事もありますが、お酒に敏感な方やお子さんが飲む場合にはお酢の方が安心ですね。
ちなみに、発酵は温度などにも左右されるので、気を付けてても泡が出てくることがあります。
うちもお酢を入れたのに発酵したことがありました(笑)
参考梅シロップが発酵したら飲める?発酵止めの方法を紹介味が引き締まる
これは入れる量にもよリますが、お酢を入れればスッキリとした喉越しになります。
梅シロップに酢を入れた時の味
ちょっと心配になりますが、お酢を足してもお酢の強い酸っぱさは感じたことはありません。
梅シロップには梅に対して15%〜20%程度のりんご酢を入れますが、「爽やかさが少しアップしたかな?」程度。
梅の種類やお酢の割合によっては酸味が強めにに出る事はありますが、強烈にお酢の味を感じることはなかったです。
どちらかと言うと、砂糖と梅だけで漬けた物より味に切れが出るというか、味が締まる感じになりますよ。
梅シロップに入れるお酢の量と種類
シロップに入れるお酢の量や種類はこんな感じです。
お酢の量は10〜20%
お酢は梅の量に対して10〜20%くらいで調節することが多いです。
例えば、梅1kgなら100~200ml程度です。
味の好みで調整しちゃっても大丈夫ですけどね。
どんなお酢でもOK
お酢の種類は、リンゴ酢、米酢、穀物酢、黒酢、ワインビネガー、ホワイトビネガーなど何を使ってもOKです。
ただ、癖のないりんご酢などの果実酢を選んだ方が口当たりが良くなります。
まぁ、100%好みの問題なので色々試してみて下さい。
お酢入りの梅シロップの作り方
お酢は一番最後に回しかけるだけなので、お酢入もお酢なしも作り方はほぼ一緒です。
材料
- 梅:1kg
- 砂糖:1kg
- 酢:100ml〜200ml
- 梅シロップを作る瓶
- ホワイトリカー:(アルコール消毒する場合)
作り方
- 瓶を洗う→消毒→乾燥。
- 梅を丁寧に洗う。(アク抜きが必要ならアク抜きする。)
- 梅を拭く→日陰で乾燥。
- 竹串で梅のヘタを取る。
- 瓶に梅と砂糖を交互に入れ、一番上は砂糖で梅を覆うようにする。
- お酢を上から回しかけて全体に行き渡るように瓶をゆする。
- 蓋をして毎日瓶をゆすり10日から3週間で完成。
お酢の量はレシピによって幅がありますが、うちは梅の量の15%~20%くらいで作ることが多いです。
迷ったら少なめから初めて、回数を重ねるごとに調整していくといいかもしれません。
参考梅シロップの保存の仕方と賞味期限,保存容器は何がいいかを解説 参考梅シロップの飲み方と割り方,飲む以外の使い方まとめ
最後にまとめておわりにしたいと思います。
- お酢は腐敗と発酵防止に一役買っている。
- お酢の量は梅の量の10~20%。
- お酢の種類は問わない。
- お酢を入れてもさほど味は変わらない。
梅シロップは暑い夏にも大活躍するので、楽しく作ってご堪能ください。それでは!
はじめまして
我が家でも10年以上前からリンゴ酢を使ってシロップを作ってます
お酢の量が梅の10~20%で 1kgに対して10~20mlとなってますが
100~200mlではないですか?
ちなみに我が家では黄熟した梅の時は350ml、固い青梅の時は400mlくらい入れてます
酸っぱすぎず むしろ飲みやすくなりますよ
(最初に漬け込むときに250ml、一週間くらいたって氷砂糖が溶けてから100~150ml追加で入れます)
ぶちこさん、はじめまして!
コメントありがとうございます。ゼロが抜けちゃってましたね…。教えていただいて助かりましたm(_ _)m
リンゴ酢、結構入れられるんですね!お酢を追加で入れる方法もキリッと締まって美味しそうです。
レシピをシェアしていただいてありがとうございました!