ここでは、梅シロップの保存の仕方と、保存方法ごとの賞味期限の目安、どんな瓶で保管すればいいかを詳しくまとめてみました。
今年始めて梅シロップに挑戦した方はチェックしてみて下さい。
記事の内容
梅シロップの保存の仕方
梅シロップの保存方法はこの3ステップです。
- 完成した梅シロップから梅を取り出す。
- 消毒して乾燥させた瓶にシロップを入れる。
- 冷蔵庫/常温で保存。
梅酒だと梅をそのまま入れておく事が多いですが、梅シロップの場合は梅の実を取り出します。
取り出した梅はいろんな使い道があるので二度美味しいですよ。
常温の場合は早めに飲みきること!そうでなければ冷蔵保存がおすすめです。←冷たい方が喉越しも爽やかです。
参考梅シロップの梅は入れっぱなし?取り出す時期や使い道を解説梅シロップを長期保存する場合
シロップをたくさん作ってゆっくり楽しみたい場合は、冷凍保存か加熱するといいでしょう。
梅シロップを冷凍保存する方法
- 梅シロップから梅を取り出す。
- シロップを製氷機に流し込んで冷凍。
- 凍ったシロップをジップロックに入れて、しっかり空気を抜いてから冷凍庫で保存。
少し手間がかかるのは凍らすときだけ。使う時は飲む分だけグラスに入れて自然解凍させればOKです。
梅シロップを煮てから保存する方法
梅シロップを加熱すると発酵や腐敗をおさえる効果が期待できます。
ただし、加熱すると少し風味が落ちるので、数ヶ月以内に飲むなら加熱せずに冷蔵庫に入れた方がいいかもしれません。
加熱する時は酸に弱い鍋(アルミの鍋など)は避けてホーローなどの酸に強い鍋を使って下さい。
- 保存容器を消毒する。
- 梅シロップから梅を取りだす。
- 梅シロップを濾す。
- 沸騰させないようにアクを取りながら15分ほど弱火にかける。
- 冷めたら保存用の瓶へ入れる。
- 冷蔵庫か冷暗所で保存。
暗暗所(常温)でも保管できますが、環境にもよるので冷蔵庫に入れておいた方が安心です。
参考梅シロップの飲み方と使い道 変な味だった時の対処法作る時にお酢を加える
梅シロップを作る時にお酢を加えると、発酵防止や腐敗防止の役目をしてくれます。
もし、シロップを作る前なら参考にしてみて下さい。
参考梅シロップに酢を入れる効果とお味,おすすめレシピを紹介します梅シロップの保存容器
保存容器は密閉できるガラス瓶が定番ですが、短期保存ならペットボトルなどを使ってもOKです。
梅シロップがたくさんある場合は、小さな瓶に小分けして保存した方が場所を取らず扱いもラク。
冷蔵庫にも入れやすく、飲むたびに全量のシロップを空気にさらさなくてもいいのでおすすめです。
注ぐ時にベタつくのがイヤなら、注ぎ口から垂れない構造のガラス瓶もあります。
保存容器には梅シロップを作った瓶(嵩張らなければ)やジャムなどの空き瓶を使うこともできます。
容器の消毒を忘れずに
どの容器を使うのしても、シロップを保存する前にはしっかり消毒しましょう。
消毒方法にはこの2種類があります。
- 煮沸消毒:熱湯OKのコンパクトなガラス瓶向き
- アルコール消毒:万能
煮沸消毒する場合は、熱湯OKの瓶でもぬるま湯から徐々に慣らさないと割れることがあるので注意。
アルコール消毒にはホワイトリカーや消毒用アルコールを使うのが一般的です。
もっと詳しい消毒の仕方は梅酒の瓶のサイズとオススメのタイプ,消毒のやり方のまとめをご覧ください。
梅シロップの保存瓶のサイズ
梅シロップの出来上が量はその時その時で違いますが、梅1kg、砂糖1kgで漬けた場合、600ml〜800ml前後です。
これを目安に準備するといいでしょう。
梅シロップの保存期間
気になる保存期間はこんな感じです。
冷暗所で常温保存(加熱なし) | 3〜4週間 |
冷暗所で常温保存(加熱) | 1ヶ月前後 |
冷蔵保存(加熱なし) | 半年ほど |
冷蔵保存(加熱) | 半年〜1年 |
冷凍保存 | 1年〜2年 |
あくまで目安なので、匂いと見た目、味をチェックしてからお召し上がり下さい。
参考梅シロップの飲み方と割り方,飲む以外の使い方 参考桃のおすすめ品種5選とそれぞれの旬の時期 [上手な保存の仕方も紹介]おわりに
梅シロップの保存の仕方は作る量やどのくらいで飲み切るかによるので、合ったものをお選び下さい。
美味しいので割とすぐ飲み切ることが多いですけどね(笑)
それでは!