キャンプやバーベキューの時の洗い物って大変ですよね。
炊事場が混雑していたり遠かったりすることも多いし、設備がない場所だってありますからね。
「うーん、どうしたものか…」
今回はキャンプで試行錯誤してみて「いい!」と思った洗い物テクニックと、あると助かるグッズをご紹介します。
記事の内容
キャンプの洗い物をラクにする方法
さっそくですが、キャンプの洗い物をラクにするポイントはこの3点です。
- 洗い物を減らすこと
- 洗いやすくすること
- 便利な道具を使うこと
これから順番にご紹介していきます。
洗い物を減らすコツ
洗い物は少なければ少ないほどラク。なので、洗い物を減らす工夫をしましょう!
食材のカットは家で
食材は家でカットしてジップロックに入れて持っていくと現地での洗い物が減ります。
特にお肉や魚を切った後のまな板や包丁は洗うのが面倒なので、現地ですぐに使える状態にしておくのがおすすめです。
洗わない
汚れが少ないカップや食器はウェットティッシュで拭き取るだけで十分。
気になるなら食器にかけても害がないアルコールスプレーや拭くだけでOKのエコ洗剤で拭き取ればOKです。
キャンプサイトでは必要最小限の洗い物だけにして、残りは家で洗ったほうが快適です。
ラップを使う
食器にラップをしておけば食べ終わった後に外してゴミを持ち帰るだけ。
ただ、途中でラップが破れることもあるのでご注意を。
アルミホイルを活用
魚や野菜をホイル焼きにしたり、フライパン用ホイルを敷いた上で調理をすれば鉄板やフライパンが汚れることはありません。
じゃがいもやとうもろこしなども濡れたキッチンペーパーとアルミホイルで包んでから焚き火や炭の中に入れるといい具合に仕上がります。
洗いやすくするコツ
ギトギトの物を洗えば時間も労力もかかります。ならば、洗いやすくしてしまえばOKです!
最初に拭き取る
汚れた食器や鍋などの調理器具は、洗う前にウェットティッシュや新聞で拭き取っておくのがベスト。
これだけでかなり汚れが取れるので、洗うのが数倍ラクになります。
アルコールスプレーやエコ洗剤で拭き取っておくのも賢い方法です。
油汚れは浮かす
フライパンなどの油汚れがひどい時は少し水を入れて沸騰させると油が浮いて取りやすくなります。
油が浮いた所で新聞やキッチンペーパーで拭き取っておけばかなり洗いやすくなります。
キャンプの洗い物がラクになるお助けグッズ
バケツ(たらい)
バケツ(たらい)があると炊事場まで食器を運ぶ時に便利。炊事場がない時には水を張って食器を洗うこともできるので重宝します。
洗濯や釣りなどにも使えて優秀なたらいですが、嵩張るので折りたたみ式の物がおすすめです。
ディッシュラック(水切りカゴ)
洗い終わった食器はディッシュラックに立て掛けておけば勝手に乾いてくれるのでラク。
うちは、家の台所の水切りかごを持っていきますが、嵩張るので折り畳めるものの方が使いやすいと思います。
ウォータータンク
炊事場が遠い時や設備がないキャンプサイトに行くときはウォータータンクに水を貯めておくと便利。
容量が大きすぎると持ち運びや扱いが大変なので10L位までのタンクが使いやすいと感じています。
2人位のキャンプで1泊なら、2Lのペットボトルを4〜5本持っていくのもありです。
ウェットティッシュ
ウェットティッシュは食器の汚れ落としだけでなく、手拭き、体拭き、掃除にも使える必須アイテム。
ペラペラのものより分厚めの方が使い勝手がいいです。
クックパー
フライパンや鉄板に食べ物や油がこびりつくと取るのに大変。
こんな時はこびりつかないフライパン用ホイルがあると洗う手間が省けます。
アルコールスプレー
アルコールスプレーは洗わない食器に吹きかけたり、テーブルを拭くのにピッタリ。家の掃除にも使えるのであると便利です。
食器にかかっても大丈夫なタイプを選ぶと安心です。
エコ洗剤
植物由来の成分でできた環境に優しい食器洗剤は、どんなキャンプ場でも使えて便利。
拭き取るだけでOKの洗剤もあるので、水の調達ができない時には助かります。
ふきん
ディッシュラックに乗り切らない鍋やフライパンなどはふきんで拭いておくのがベスト。
食器の乾きが悪い時もあるので持っていくに越したことはありません。
手袋
手荒れが気になる人や寒い時期の水仕事が辛い時はゴム手袋や使い捨ての手袋があると助かります。
肌が弱い人はヒビ切れになったりするのでハンドクリームもお忘れなく。
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キャンプサイトでの洗い物は普段と勝手が違って不便です。
ただ、いろいろ工夫しながら不便を楽しむのもキャンプの醍醐味。万が一の災害時にも使える技が多いので知っておいて損はありません。
それでは楽しいキャンプを!