ハロウィン用のかぼちゃって普通のかぼちゃと色や形が違って不思議ですよね。
しかも、年に1度しかお目にかからない貴重な一品です。
今回は、ハロウィン用かぼちゃの品種別の用途と味や日持ち、どこで買うことができるのかをまとめてみました。
記事の内容
ハロウィンかぼちゃの品種
かぼちゃには主に日本かぼちゃ、西洋かぼちゃ、ペポカボチャの3タイプがありますが、ハロウィン用のかぼちゃのほとんどはペポカボチャ。
ペポカボチャは北米の高地原産で、サイズや色形もいろいろ。実はズッキーニもこの一種です。
サイズ別の特徴
よくハロウィンデコに使われるかぼちゃはこんなタイプのものです。
ミニかぼちゃ
手のひらサイズの観賞用のペポカボチャ。
黄色やオレンジ、緑っぽいものなどがあり、形もバラエティーに富んでます。
★プッチィーニ
プッチィーニはサカタのタネが作ったミニ西洋かぼちゃ。
黄色にオレンジの筋が入った可愛らしい形で、ホクホクおいしいのが特徴です。
他のハロウィンかぼちゃと違ってお料理にも向いてます。
ミニカボチャはインテリアにバッチリなサイズ。
ジャック・オー・ランタンを掘るには小さすぎるので、マジックで顔を書いたりすることが多いです。
中型かぼちゃ(ランタン向き)
直径20〜50cm、重さ5kg前後のオレンジ色のペポかぼちゃ。
ジャック・オー・ランタンを作ったり玄関先に飾るのにバッチリなサイズです。
★ベビーパム
ハロウィンかぼちゃより一回り小さめのペポかぼちゃ。
丸みのあるオレンジ色のかぼちゃで、重さは1〜2kg前後です。
★べにくり
重さ2kg前後で、赤に近いオレンジ色をしたかぼちゃ。
ホクホクで甘みが強い品種です。
ランタンを作るなら中型のかぼちゃをゲットするのがベストです。
巨大かぼちゃ
数十キロから百キロ以上あるカボチャ。
特大のものはニュースになったりするタイプの品種です。
巨大カボチャは入手するのも持ち運びも大変なので、デコレーション向きではありません。
実物を見てみたいけど…。
ハロウィンかぼちゃはどこに売ってる?
生のハロウィンかぼちゃはこんな場所で売られていることが多いです。
★お花屋さん
★大型スーパーのハロウィンコーナー
★外国食材を扱っているお店
★道の駅
★収穫祭・農業まつり←9~10月頃にJAなどで開催されることがあります。
この辺で見つからない場合は、9月末頃から通販でも出回り始めるので要チェックです。
ちなみに、ハロウィンかぼちゃは種からでも育てられるようなのでチャレンジしてみるのもあり。
育てる場所と時間があれば意外と楽しいかもしれません。
ハロウィンかぼちゃの日持ち
ハロウィンかぼちゃは売り切れる前に買っておくのがベスト。
この時期なら1~2か月もつので早めに買っても大丈夫です。
ただ、直射日光を避けて涼しく風通しのいい場所に保管して下さいね。
ジャック・オ・ランタン作りはギリギリまで待って!
かぼちゃは日持ちすると言いましたが、彫ったり切ったりすると数日で腐ったりカビたりし始めます。
かぼちゃが出回り始めるのは9月末辺りからなので買っておくのはOKですが、ランタン作りはハロウィン直前にしましょう!
参考ジャックオーランタンの作り方とコツ、必要な道具のまとめ 参考ジャック・オ・ランタンの伝説と飾る意味 [歴史が興味深すぎます]ハロウィン用のかぼちゃは食べられるのか
はっきり言うと、ハロウィン用のかぼちゃは不味いものが多いです。
ただし、上で紹介したプッチィーニ(ミニカボチャ)とべにくり(中型かぼちゃ)は別格。ホクホクして甘みがあり料理にもピッタリです。
ベビーパム(中型かぼちゃ)はスープやパイにして食べることもできますが、普通のかぼちゃのように美味しくはないので参考まで。
まとめ
最後にハロウィン用のかぼちゃについてのまとめをして終わりたいと思います。
- ハロウィン用かぼちゃのほとんどはペポカボチャ
- おもちゃかぼちゃとプッチィーニはミニサイズでインテリア向き
- ランタン作りにはハロウィンかぼちゃ、ベビーパム、べにくりが◎
- かぼちゃの日持ちは丸ごとなら1〜2ヶ月
- 傷をつけたり彫ったりしたら数日でダメになる
- 食べてもおいしいのはプッチィーニとべにくり
それでは、楽しいハロウィンを!
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