庭のハーブでハーブティーを嗜むなんて超エレガントですよね。
しかも、家で育てれば無農薬!ヘルシー度が格段に上がります。
ただ、不味いお茶は飲みたくないのでハーブ選びは大事!
今回は30種類ほどのハーブを育てて実験した結果、ハーブティーに向いていた7品種をご紹介します。
記事の内容
ハーブティーにすると美味しいハーブ7選
ハーブティー初心者が最初に育てたいハーブはこの7品種です。
※アレルギーがある方、妊娠中の方、持病のある方は飲む前にお医者さんに確認すると安心です。
ミント
ガムでお馴染みのミントはスーッと風味が特徴のシソ科のハーブ。
集中したい時や目を覚ましたい時、口の中をスッキリさせたい時にピッタリです。(お茶にするとマイルドな爽快感)
ミントには色んな種類がありますが、爽快感が強いペパーミント、ソフトな清涼感のスペアミント、りんごの香りのアップルミント、パインの香りのパイナップルミントなどがおすすめです。
お茶にする部位
ハーブティーにはミントの葉っぱを使います。
葉っぱはフレッシュでもドライでもOKです。
カモミール
キク科のカモミールはハーブティーの代表格。リラックスしたい時に飲むお茶として有名です。
味は乾燥させたりんごのような風味と甘味、ほのかな薬草っぽさがあってユニーク。
心と体がゆるむ感覚になるので、ホッとしたい時や寝る前にもおすすめです。
ジャーマンカモミールとローマンカモミールが有名ですが、ジャーマンの方が苦味が少なくマイルドです。
お茶にする部位
カモミールは花の部分をお茶にします。
お花は生のままでも乾燥させてもOKです。
レモンバーベナ
レモンバーベナは南米原産のクマツヅラ科のハーブ。
お茶にするとレモンの香りと若干の酸味が合わさってレモンティー感覚で楽しめます。
はちみつで甘みをプラスするのもおすすめです。
お茶にする部位
レモンバーベナは葉っぱの部分をお茶にします。
フレッシュリーフでもドライリーフでもOKです。
レモングラス
レモングラスは東南アジアからインドにかけて生息するイネ科のハーブ。
見た目はただの草ですが、強いレモンの香りがするのでトムヤムクンなどのタイ料理には欠かせません。
お茶にすると落ち着きのあるレモンの香りが絶妙で、気分が安らぎ、口の中もスッキリします。(酸味はありません)
お茶にする部位
お茶に使うのは茎と葉っぱの部分。
株元の方の太めの茎は特に香りが強く、葉っぱはお茶にすると香りが増します。(茎は少し切れ込みを入れておくと◎)
ドライでもフレッシュでもOKです。
レモンマートル
レモンマートルはオーストラリア原産のフトモモ科(ユーカリと同じ)のハーブ。
「レモンよりレモン」と言われるだけあって、レモンバーベナやレモングラスよりもレモンの香りが強いです。
お茶はレモングラスティーをもっと濃厚にした感じ。
レモンの香りが強いのに、かなり落ち着くハーブティーです。(酸味はない)
お茶にする部位
レモンマートルは葉っぱの部分をお茶にします。
フレッシュでもドライでもよく、葉っぱの真ん中の筋に切込みか折り目をつけて使います。
参考レモンマートルは癒やしのハーブ!使い方や育てるヒントを紹介しますマロウ
マロウはアオイ科のハーブでハーブティーの世界ではかなり有名です。
なぜ有名かと言えば、色のグラデーションが楽しめるから。
熱湯を注ぐとお湯がマロウブルーと呼ばれる青色に変化し、レモンを加えると紫からピンクに変わるので魔法のようです。
香りや味はないので、他のハーブやはちみつと組み合わせるのがおすすめです。
お茶にする部位
マロウのお茶にはお花の部分を使います。
花はどんどん咲くので咲いたものから摘んでいくのがベスト。
お花は生のままでも乾燥させてもOKです。
レモンバーム
レモンバームは地中海地方原産のシソ科のハーブ。見た目はスペアミントによく似ています。
葉っぱを手でこするといいレモンの香りがしますが、ほのかに香る程度。(酸味なし)
上で紹介したレモン系ハーブより風味が弱いので、レモンやはちみつ、ミントなどを加えると美味しいです。
お茶にする部位
お茶に使うのは葉っぱの部分。
フレッシュリーフの方がレモンっぽい香りを楽しめ、ドライリーフは少しミント系の香りになります。
ハーブティーの入れ方
ハーブティーのいれ方は簡単。ティーポットでもカップでもいれられます。
ティーポットを使う場合
温めておいたティーポットに、ハーブをいれて熱湯を注ぎ5分ほど待てば完成。
フレッシュハーブなら軽くひと握り、ドライハーブならひとつまみ程度が目安です。←お好きに調節して下さい。
カップを使う場合
温めておいたカップに、ハーブをいれて熱湯を注ぎ、何かでフタをして5分ほど待てば完成。
フレッシュハーブならひとつまみ、ドライハーブなら小さじ1程度が目安。
ドライハーブならティーストレーナーがあると便利です。
参考ハーブを料理に使いたい!育ててわかったお役立ち品種9選と9つのレシピ 参考香りで選ぶならこのハーブ!匂いをかぐのが楽しみすぎる12品種 参考プランターで野菜作り!初心者でも失敗しない10種類はこれ!おわりに
今までいろんなハーブをお茶にしてみましたが、元の香りが良くてもお茶にすると「まずっ」と思うものも多々ありました(笑)
でも、今回紹介したものはアロマウォーター的な感じで飲めるので、これからハーブティーを始める方にもおすすめです。
最初からおいしいと思えるかどうかは別として、香りのリラックス効果は高いので、ぜひ自宅で育ててみて下さい。