京都の嵯峨野トロッコは嵯峨・嵐山エリアからトロッコ亀岡駅までを25分で結ぶ観光列車。
四季折々の保津峡の眺めが楽しめるので年中人気です。
今回はトロッコに乗るなら往復、片道どちらがいいのかと、トロッコの両端の駅(トロッコ亀岡駅とトロッコ嵯峨・トロッコ嵐山駅)の周辺観光についてまとめてみました。
参考保津川下りの予約とアクセス,嵯峨野トロッコとセットで楽しむ方法
記事の内容
嵯峨野トロッコは往復か片道か
往復にするか片道にするかは旅のプラン次第。
でも、決めかねるならこちらを参考にしてみて下さい。
往復がおすすめ
列車からの景色を存分に楽しみたい時
トロッコからの景色は右側の列に座るか左側の列に座るかによって違うので、両方楽しみたい場合は往復がベスト。
もし、行き帰りで同じ側の列に座ったとしても景色の見え方が違って新鮮です。
座席と眺めについてはここに詳しくまとめてあります。↓
参考嵯峨野トロッコ列車のおすすめ座席[保津川の眺めを満喫するならここ]電車好き
列車はとてもレトロで写真撮影にバッチリ。
トロッコは山陰本線の旧線を走っていて見どころも多いので、鉄道好きには嬉しいところです。
なるべく歩きたくない時
片道だとトロッコ亀岡駅⇔JR馬堀駅まで10分ほど歩くことになります。(保津川下りをしない場合)
ライトアップを楽しみたい時(紅葉の時期など)
往復なら日中と夜間の両方の景色を楽しむのもあり。
片道がおすすめ
保津川下りをする場合
保津川下りをする時は嵐山方面から乗車してトロッコ亀岡駅下車。川下りで嵐山方面へ戻るコースが王道です。
>【KKday】 で嵯峨野トロッコと保津川下りのセットプランを見る >【ベルトラ】で嵯峨野トロッコと保津川下りのセットプランを見る時間が限られている時
観光したい場所がたくさんある場合、トロッコは片道だけにして他の所を見て回るといいかもしれません。
繁忙期に片道チケットを取るなら
混雑する時期(桜や紅葉の時期など)はトロッコ列車のチケットが取りにくくなります。
保津川下りの関係で嵐山方面→亀岡方面の列車の方が人気なので、トロッコ亀岡駅→嵐山方面の列車の方が予約しやすい傾向にあります。
川下りの予定がない場合は参考にしてみて下さい。
参考嵐山トロッコの予約の仕方 を解説[リッチ号の座席も指定できます]往復割引はない
嵯峨野トロッコの料金はどの駅から乗っても均一料金で、こうなってます。
- 12歳以上:片道880円
- 6歳以上12歳未満:440円
(2023.10現在)
団体割引や障害者割引はありますが、往復割引はありません。
トロッコ亀岡駅の周辺
トロッコ亀岡駅周辺はのどかな田園風景が広がり、特に観光する場所はありません。
ただ、保津川下りをするならここが起点になります。
保津川下りの乗船場へは、トロッコ亀岡駅から京阪京都交通のバス(15分)か京馬車(25分)で移動(駅に看板が出ています)。
川下りをしない場合は、トロッコで嵯峨・嵐山の方面へ引き返すか、徒歩10分の「JR馬堀(うまほり)駅」から他の場所に移動するかの選択になります。
ちなみに、トロッコで嵯峨・嵐山⇔亀山は25分ほどかかりますが、JRなら約10分で嵐山方面に戻れます。(景色はトロッコのように良くないです。)
嵯峨・嵐山周辺は見どころいっぱい
トロッコ嵯峨駅・トロッコ嵐山駅周辺は見どころ満載です。
必見スポットが多すぎて全部は書き切れませんが、有名な場所を挙げるとこんな感じです。
トロッコ嵯峨駅構内にある日本最大級の鉄道ジオラマミュージアム。
219世紀ホールトロッコ嵯峨駅構内にあるホール。大きなSL機関車が有名。
3竹林の小径嵯峨野嵐山観光のパンフレットには必ず載る有名な竹林。
4野宮神社竹林からすぐの所にある縁結びで有名な神社。
5天龍寺竹林すぐそばの美しい曹源池庭園(そうげんちていえん)と達磨図(だるまず)で有名なお寺。
6渡月橋桂川にかかる嵐山のシンボル。
これはほんの一例。まだまだ見所は沢山ありますがキリがないのでこの辺で。
嵯峨・嵐山にはお店や旅館がたくさんあり、京都らしさが楽しめます。(観光客が多いけど)
ちなみに、トロッコ亀岡駅とトロッコ嵯峨野駅の中間にある「トロッコ保津峡駅」はハイキングや写真撮影にも人気の絶景ポイントです。
参考仁和寺の宿坊「御室会館」に宿泊!朝のお勤めと境内散歩は癒やしだった 参考きぬかけの路は3つの世界遺産を結ぶ道!実際に歩いた感想を紹介おわりに
嵯峨野トロッコは往復してゆったり保津峡を堪能するもよし、片道にして他の事をするもよし。旅のプラン次第です。
切符はオンラインや窓口で予約ができるので混雑時期は早めに。特に保津川下りとセットで考えている方はトロッコの予約必須です。
それでは、素敵な列車の旅を!