投稿日:2019年12月4日 更新日:
「昆布巻って薄味にできないのかな?」
昆布巻きは甘くて濃い味付けが多いですが、うちは昔から甘くない薄味の昆布巻き一筋。具材もちくわ、人参、油揚げのみです。
ちょっと変わってますが、さっぱりしていてヘルシーなのでどんどん箸が進みます。
おせちに入れる縁起物としてだけでなく、おかずやおつまみにもピッタリなので、甘い昆布巻きが苦手な方は参考になさって下さい。
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昆布巻きの作り方
それでは、薄味で甘くないうちの昆布巻きレシピをご紹介します。
酒やみりん、砂糖は使わず出汁と醤油だけでシンプルに味付けするので簡単。煮物を食べている感覚です。
材料
- 昆布
- かんぴょう
- ちくわ
- 人参
- 油揚げ
- 出汁パックorだしの素
- しょうゆ
ちくわは、味の濃いおつまみ系ではなく、おでんに入れるような昔ながらのちくわを使って下さい。
ちなみに、だしパックは評判のいい「茅乃舎だし」。上品で色んな料理によく合います。
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手順
- 昆布をさっと拭いて5cm幅位にカット。
- 昆布を水で戻す。(かんぴょうは戻さなくてOK)
- ちくわ・にんじん・油揚げを昆布の幅に合わせて切る。(厚みは1cm弱位)
- 昆布に具材をのせて巻く。
- かんぴょうで結ぶ。(干ぴょうは結んでからカット)
- 鍋に昆布巻きを入れて、昆布巻きが浸る位まで水を入れる。
- 蓋をして昆布が柔らかくなるまで煮る。(45分程。昆布による)
- 昆布巻きが煮えたら、味を見ながら出汁パック(だしの素)と醤油を加えてさらに10~15分煮て完成。
甘みは人参から出る甘みだけですが、ほんのり甘くていい感じです。もう少し甘みが欲しい場合はお好みで砂糖を足してください。
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昆布巻きの昆布の種類
昆布巻きの美味しさは昆布によって決まると言っても過言ではありません。
昆布には色んな種類がありますが、昆布巻きによく使われるのがこちらです。
- 日高昆布(ひだかこんぶ)
- 竿前昆布(さおまえこんぶ)
日高昆布
日高昆布は出汁や昆布巻きに使う昆布の定番。型くずれしない割に柔らかく煮えるのが特徴です。
昆布は割と当たり外れがあるので、昆布巻き用ならそこそこいい物を買うのがおすすめです。
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竿前昆布(さおまえこんぶ)
竿前昆布は昆布漁が始まる一足前に取られる若い昆布。柔らかく滑らかな食感で煮崩れもしないので、昆布巻などの煮物に向いています。
早煮昆布と呼ばれることもあり、煮えるのも早いです。
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昆布巻きの日持ち
甘くて濃い味の昆布巻きは冷蔵保存で1週間程度持ちますが、この薄味レシピは日持ちが短くなります。
とは言え、毎年12月30日か大晦日に作って、1月3日位までは普通に食べているので4日程度は持ちます。
保存する時は汁ごと容器に入れて冷蔵庫へ(保存中に1~2度火を通します)。食べる時は味や匂いの確認もお忘れなく。
ちなみに、冷凍もできるそうですが、そこまではしたことがありません…。
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おわりに
少し珍しいタイプの昆布巻きですが、薄味でヘルシーなのでパクパク食べられます。
佃煮みたいな昆布巻きに飽きた方は是非トライしてみて下さい。
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